都市伝説・・・奇憚・・・掲示板
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怖い話投稿掲示板
1:
管理人
:
2011/06/07 (Tue) 20:54:32
体験談以外の怖い話専用投稿掲示板です。
403:
777
:
2018/06/15 (Fri) 11:14:54
「近くの施設で処分していただこうとしていたのですが。この犬ここに来たがってまして」
どういう事かと問うと、抗議用のリストを束ねたファイルを開いていると決まってそのリストを凝視したのだという。
施設につれていくことが決定した時も、ここ以外のところに連絡をとろうとすると盛んに吠え立てたという。
静かにしているときは決まってやけに電話の音が遠いとかノイズがやたらとするのだそうだ。
「多分あなたが目的だったんですね」
気遣わしげにこちらをうかがう担当者の前で私は重苦しく唸りながら鼻から息を抜いた。
その時あらためて八房の顔を見ると、あることに気付いた。
私は引き取られていく前、八房の世話係だった。
懐かれていたし、憎からず思っていた。
しかし上司から
「1匹引き取れば次から次。それで生活が崩壊したものも沢山いる」
と教えられていた為、自分で引き取ることはなかった。
結果、酷い場所に引き取られ苦しんだ八房は私の行為を裏切りと考えるようになったのだろう。
彼女につれてこられて以降、まったく私からそらされない視線には憎悪が宿っているように感じられた。
「どちらにしても。とてもではないけれどうちでは他の引き取り先もみつけられないんです。かわいそうだけど処分するしかありません。だから引き取っていただけるならこんなに嬉しいことはないんですけど」
そんなことを言う担当者に私は彼女の抱く懸念ではなく何故引き取り先もみつけられないのか問うた。
彼女はおずおずと封筒を差出し目をそらす、私は中身を見て言葉を失った。
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