都市伝説・・・奇憚・・・掲示板 7521939
映画「学校の怪談」劇場公開30周年記念 | ■↑▼ |
2025/06/29 (Sun) 12:34:15
本年の、2025年7月8日(火曜日)は、
東宝映画「学校の怪談」劇場公開から30周年です。
2025/08/20 (Wed) 16:00:03
北九州のK小学校の怪談です。
その学校では、不思議な世界に行く儀式の噂が、子供たちの間で信じられていました。
四月四日の午後四時、あるいは四時四十四分に、四人が手を繋ぎあって体育館のまわりを四周する。
そうすると、この世界とは違う、不思議な世界に行くことが出来るそうです。
ある年の春、その噂が嘘か本当か、実際にやってみた四人の男子がいました。
夕暮れの体育館のまわりで手を繋ぎ、一周…二周…三周…と、早足で巡り歩く。
最後、四周を走り終わると、四人ともくたくたになって、その場に座り込んでしまいました。
少したって、
「なにも起こらないぜ」
「やっぱり作り話かぁ」
「疲れただけだよ」
と、なにも起きないことで緊張がゆるんだ四人は、そんな風に愚痴やらを話していました。
ところが、そこで思わぬことが起きます。
四人の先頭を走っていたF君と、最後を走っていたG君が、忽然と消えてしまったのです。
「ど、どうなってるんだ?」
「F君! Gくーん!」
後に残された二人が狼狽え、F君とG君の名前を呼んでいると、どこか遠くのほうから幽かに、
「おーい」
という声が聞こえてきました。
けれど、それっきり返事はなく、ふたりの少年は姿を消してしまいました。
ここから先は、いなくなったF君とG君の話です。
友人たちの前から姿を消して、どれくらい時間がたったのでしょうか。
F君とG君の二人は、地下室のような暗い場所に立っていました。目の前には大きな扉があります。
「ここ、どこ?」
「わからないよ」
二人共、どうやってここまで来たのかわかりません。気がつくとここにいたのです。
「中に入ってみようか」
「うん」
このままこうしていてもしかたがないと、二人は恐る恐る扉を開けます。
そして、押し開けた扉の隙間から、中を覗いてみた二人は、その先の光景に息を呑みました。
扉の先は大きな部屋でした。暗闇と一緒に、広々とした空間が続いています。
その部屋の中に、火の灯った蝋燭が何百も並び、無数の炎がゆらゆらと輝いていました。
短い蝋燭に、長い蝋燭。今にも消えそうな弱い火もあれば、勢い良く燃えている炎もあります。よく見ると、一本だけ火の消えている蝋燭もありました。
この世のものとは思えない蝋燭の間に、我を忘れて見入る二人。
さらに二人を驚かせたのは、それだけではありません。
目の前に並んでいる、すべての蝋燭に人の名前が書いてあったことです。
ほとんどは知らない名前ですが、よく見ると、知ってる人間の名前が書かれた蝋燭も何本かあります。
一本だけ火の消えている蝋燭にも名前が書かれてあり、それは、二年前に死んだ友達のものでした。
それを見たF君には、これがいつか本で読んだことのある、「命の火」だとわかりました。
蝋燭の火が消えたり、燃えつきた時にその人の一生が終わる。つまり死ぬのです。
「おい、ここにL子さんの蝋燭があるよ」
「本当だ」
「隣にあるのはM君のだ」
数百もある蝋燭の中から、次々とクラスメイトや同級生、友達の名前を見つける二人。
どうも、この部屋はK小学校の生徒たちの命の火が燃えているところのようです。
そのうち、ふたりとも自分の蝋燭が気になってしまいました。
たくさんある蝋燭の中から、自分の名前を探しながら歩きまわる二人。
その後まもなく、
「僕のだ」
F君は、自分の名前のある蝋燭を見つけ出しました。
「これが僕の寿命か」
F君は自分の命の炎を覗き込むようにして見ながら、思わず、
「ふぅ」
とため息をつきました。
その瞬間、ため息に吹き消されるように、蝋燭の火がふっと消えてしまいました。
翌日、再びこの世に戻って来たのはG君だけでした。
どのようにして帰ってきたのかは、G君自身も覚えておらず、F君がどうなったのかもわからないといいます。
それっきり、F君が帰ってくることはなかったそうです。
2025/08/20 (Wed) 16:54:53
奈良県のある小学校であった話です。
一階北側のトイレの、入口から二番目の便所に変な噂がたつようになりました。
「花子さんの声が聞こえる」とか、「便器の中から赤い手と青い手が出る」という噂です。
しかし、本当に花子さんの姿を見た子はおらず、赤い手と青い手に出会ったという人もいません。
いつも、誰かが見たらしいという話が囁かれるだけの、言ってしまえば、それだけの噂でした。
ある日、いたずら好きのF男は、この噂を耳にして、みんなをアッと驚かせてやろうと考えました。
給食の後、真っ先に北側のトイレに駆けていったF男は、問題の二番目の便所に入ります。
そして、内側から鍵をかけた後、ドアの上によじ登り、そのまま便所の外に飛び降りました。こんなことは、運動の得意なF男にはなんでもないことです。
そのまま、ドアの前に立って誰かが来るのを待っていると、少ししてから、隣のクラスの男子が二人やって来ました。
「F男、そんなところでなにしてるの」
「このトイレ、変なんだよ」
「なにが?」
「誰もいないのに閉まってるんだよ」
「嘘だろ」
「でも本当に、誰も入ってないんだよ」
「本当?」
「さっきから、いくらノックしても返事がないんだよ」
「えっ、じゃあやっぱり……」
「まさか……」
二人は、このトイレにまつわる噂を思い出して顔色を変えました。
「上手くいったな」
F男が内心で面白がっていると、
「F男、ためしにノックしてみてよ」
と、恐々とした様子で二人が言ってきました。
「よし、じゃあノックするからな」
F男は、わざともったいぶりながら、二番目のドアをゆっくり、
コン、コン。
と、ノックします。
コン、コン。
中から、返事がかえってきました。
「なんだ。やっぱり使用中じゃないか」
ふたりの男子が呆れていると、間も無く、
カチッ。
と、鍵を外す音がして、ゆっくりとドアが開きました。
そして、中から、男の人が出てきました。F男も、男子たちも見知らぬ人です。
男はドアから出るなり、ギッとF男を睨みつけましたが、そのまま何も言わずにF男を無視すると、黙ってトイレから出ていきました。
「ほら、怒られた。駄目だろ、イタズラしちゃ」
二人の男子はF男の悪ふざけを注意し、青ざめた顔をしているF男を見てクスクス笑いました。
F男が本当に、口もきけないほど震えていることに気づかないまま。
一体、あの男はどこから……?
2025/08/22 (Fri) 16:15:19
午後六時に校門に立っていると、誰かが後ろからトントンと右肩をたたいてくる。
左に振り向けば、そこには誰もおらず、なにも起こらない。
しかし、もし右を振り返ってしまうと、口が耳まで裂けた老婆が立っていて、振り向いた子供に襲いかかってくるという。
校門のある場所は、昔、お墓だった。
(東京の小学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 16:24:55
昔、マラソンの大好きな男の子がいた。
毎朝、早く登校して一人で運動場を走りまわっていたが、ある日、急に倒れて死んでしまった。
それ以来、夜の12時になると、足だけが運動場を走っているという。
(東京の小学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 16:49:57
長野県の林間学校の話。
楽しい林間学校で、宿舎の「白百合」の部屋にあたった子供たちだけは暗い顔になる。
この部屋の窓側の、右から四番目の布団に寝ると、必ず恐ろしい夢を見てうなされるのだ。
昔、その場所で寝た子供が翌朝、百八十度回転、つまり、足のほうに頭がきて死んでいたことがあるらしい。
(東京の小学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 16:57:43
夜、学校の階段を上ると十三段あるが、下りる時には十二段しかないという。
(東京の小学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 17:09:12
昔、校舎の四階から女の子が転落して死んだ。
学校側が血痕を青いペンキで塗り潰したが、何度塗っても、しばらくたつと、血が滲み出して赤くなってしまうという。
(東京の小学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 17:14:44
玄関にかけてある大きな鏡は、三の数字が重なる時間、たとえば、三月三日の午後三時三十三分に、三人で鏡の前に立つと、真ん中にいる人の足が映らない。
(東京の中学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 17:20:47
二階の大広間のガラスケースに、昔の有名な武士の鎧が陳列されている。
夜になると、この鎧を着た武士が現れて、校舎の中を歩いているらしい。
(東京の中学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 17:43:58
夜、刀や弓を手にした武士たちが大勢現れて、校庭で合戦を繰り広げている。
また、校庭のまわりには、高さ五十センチぐらいの岩がいくつもある。
この岩は戦国時代に、この地で戦って死んだ武士たちの墓だと伝えられており、粗末にしたり、動かすと祟りがあると信じられている。
(東京の中学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 17:59:16
応接室にある人形は、昔、学校で死んだある女の子が肌身離さず持っていたものだという。
そのためか、この人形にはよく不思議な現象が起きる。
その一つは、人形の髪の毛が少しずつのびていること。肩ぐらいの長さだったはずの髪は、今では腰のあたりまである長髪になっている。
二つ目は、女の子がこの人形に触ると、必ず怪我をすること。昼休みの掃除中に、人形に指が触れた女の子は、五時間目の図工の時間にカッターで指を深く切ってしまった。
(東京の中学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 19:37:11
陸上部の選手がグラウンドを走っていると、地面から手が出て足をつかむ。
何人か怪我人が出たので調べたところ、校庭は昔は墓地で、今でも人の骨が埋まっているということだった。
(東京の中学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 19:42:55
体育館のそばに古い桜の木がある。
昔、体育館をもっと大きくしようということになり、桜の木を伐ることになった。
教頭先生が伐る役になり、鉈で枝をうち落とした。すると、枝の先が腕に刺さり、大怪我をしてしまった。
その後も不吉なことが続き、計画は中止になったという。
(東京の中学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 19:49:03
音楽室のベートーベンの肖像画は、夜になると歌をうたう。
また、夜の体育館で、バスケをして遊んでいるベートーベンの姿が目撃されることもある。
そのベートーベンが、音楽室の肖像画から抜け出してきたものかどうかは不明である。
(東京の中学校の七不思議)
2025/08/22 (Fri) 23:12:05
北海道の田舎の小学校の怪談です。
雨のしとしと降る日、一階の女子トイレに入ると、どこからか優しい歌声が聞こえてきます。
「あーかいろ、あーおいろ、きーいろ……」
と、次々に色の名前を歌うのです。
ところが、しばらく聞いていると、突然、
「つぎはなに色だ!」
と、ものすごい怒鳴り声がします。
この時、答えることが出来ないと、目の前に真っ赤な手がヌーッとのびあがってくるらしいです。
「つぎはなに色だ」
と聞かれた時、とっさに、
「紫!」
と、大声で言い返せば、怪しい声はぴたりと止むそうです。
2025/08/22 (Fri) 23:16:28
旧校舎の二階の中央トイレにいき、入口から二番目のドアの前で、
「三回まわって花子さぁーん」
と言うと、天井から白い手がだらりとさがってくる。
(山口県の小学校の怪談)
2025/08/22 (Fri) 23:20:39
十三日の金曜日に、二階のトイレに入り、ドアを十五回ノックして、
「はーなこさーん、あそぼ」
と言うと、
「あそびましょ」
という返事がかえってくる。
次に、三階の男子トイレにいき、ドアを十五回ノックして、
「じろーうさーん」
と、声をかけると、トイレの壁に、男の子の影が浮かび上がる。
(静岡県の小学校の怪談)
2025/08/22 (Fri) 23:24:18
昼休みに三人で体育館のまわりを三周して、中を覗くと、白いドレスを着た花子さんが立っている。
(埼玉県K市の小学校の怪談)
2025/08/22 (Fri) 23:27:16
古いトイレの入口から二番目にはいって、
「三回まわって花子さん」
と言うと、二度と出られなくなってしまう。
(愛知県O市の小学校の怪談)
2025/08/23 (Sat) 15:24:04
ある年の夏にあった話です。
「E子。悪いけど、地下の廊下に置いてあるジュースを一箱持ってきてくれ」
合宿の最終日。練習終わりの一休みをしていたE子さんは、顧問の先生からそう頼まれました。
「ジュースが飲めるの、先生」
「ああ。今日で合宿も終わりだからな。特別だ」
「やったーッ」
ジュースが飲めると聞いて、喉がカラカラだったみんなは大喜びです。
「早く持ってきてね、E子」
「はーい」
先輩や友人たちの言葉に、E子さんはすぐに走りました。
ジュースが置いてあるのは地下廊下の、階段を下りてすぐのところです。ジュースの入った箱を見つけたE子さんは、さっそく体育館へ運ぼうとしました。
しかし、持ち上げた箱はかなり重くて、両手で運んで歩くだけでも一苦労です。
「重いなぁ。誰かもう一人、連れてくればよかったかな」
そんなことを思いながら、E子さんはよたよたと階段を上り始めました。
「よいしょ、よいしょ」
かけ声をかけながら、一段ずつ上っていくE子さん。
何段目かまで上った時、
「あれ?」
E子さんは立ち止まりました。
さっきから、ずいぶん上ったはずなのに、なぜかずっと階段の真ん中の、同じ位置にいるのです。
「おかしいな」
首を傾げつつも、E子さんはまた一段ずつ上りました。
「よいしょ、よいしょ」
今度は一段、また一段と上る毎にかけ声を出し、間違いなく階段を上っていることを確かめます。
けれど、いくら上っても、いつまで段を上がっても、階段の上にたどりつけません。
歩いても歩いても、まるで同じ場所で足踏みを繰り返しているような奇妙な感じです。
やがて、箱を運ぶ両手や肩が限界になってきたE子さんは、ふと思いつき、ジュースの箱を階段の下に置きました。
そして、そのまま息を止めて、一気に階段を駆け上がりました。
すると、今までのことが嘘みたいに、簡単に上までたどりつけたのです。
「誰か呼んでこなくちゃ」
なんだか狐に化かされたような気持ちで、E子さんは体育館まで走りました。
そのまま体育館に来たところで、中の様子が見えたE子さんは、
「えっ」
と言って立ち止まりました。
一体、どうなっているのでしょうか。
体育館の中で、もう一人のE子さんが、みんなにジュースをくばっていたのです。
「なにこれ、どうなってるの」
わけがわからない出来事に頭がおかしくなりそうなE子さんは、階段に走りました。
地下まで来ると、さっき階段の下に置いたはずのジュースの箱がありません。
そのまま、もう一度体育館まで来ると、
「あ、E子。どこ行ってたの? 急に出てったりして」
と、ジュースを飲んでいた友人たちが声をかけてきました。
体育館の中はいつも通りで、もう一人のE子さんの姿はどこにもありません。
離れた場所には、さっき地下に置いてきたジュースの箱がありました。
その出来事がなんだったのかは、いまだにわからないそうです。
都市伝説・・・奇憚・・・blog 20周年に向けて | ■↑▼ |
2025/01/27 (Mon) 14:23:43
来たる今年の9月3日、
都市伝説…奇憚…blog 開設20周年
に向けて掲示板を立てました。
管理人様の健勝復活の願いも込めて。
(投稿の内容がアレとか関係無く)
ぼっちで百物語は嫌なので、
皆様も怪談や都市伝説をいっぱい投稿してくださいm(_ _)m
2025/06/20 (Fri) 13:02:40
かくれんぼ
Kさんが小学生の時、放課後の学校でかくれんぼをして遊ぶのが流行っていました。
その日も掃除当番が終わった後、数を数え始めた鬼から逃げ出したKさんは一人、理科室の教卓の下に隠れて、じっと息を潜めていました。
数分後、鬼は今どこにいるだろうと、廊下の方に耳をすませた時、
「どこにいるのかな、どこにいるのかな」
と、理科室の中から誰かの声が聞こえてきました。
突然の声にビックリしましたが、
「危なかった。顔を出してたら見つかってた」
とホッとしながら、Kさんは教卓の下に身体を縮こめました。
「見つけるぞ、見つけて連れて行くぞ」
ガタンガタンと、乱暴に探す音が聞こえてきます。
絶対に見つかるもんかと、口に手を当てて隠れ続けるKさん。
捜し物の音は大きくなり、バサバサと紙が落ちる音や、ガシャンとガラスが割れる音まで響きます。
「おいおい、やりすぎだろ。先生にバレたらどうする気だ」
声を押し殺したまま、物を倒す音や何かを壊す音を聞き続けるKさん。
時折声を上げそうにもなりましたが、Kさんは絶対に隠れきってやると、教卓の奥に身体を丸めて耐えました。
しばらくして、物音が一つもしなくなった頃、Kさんは教卓の影から理科室の様子を窺ってみました。
理科室の中には誰の姿もなく、しんと静まり返っています。
「良かった。見つからずにすんだ」
安心したKさんは立ち上がり、これからどうしようか考えながら部屋の中をぐるっと見回しました。
そして、
「あれ?」
と、目を丸くしました。
Kさんはさっきまで、たしかに教卓の下で、乱暴に部屋を荒らし回る音を聞いていました。
なのに、理科室には荒らされた跡が一つもなく、何事も無かったように整理整頓されています。
割れてるビーカーや試験官はもちろん、倒れてる椅子や、床に散らばってる紙なども一切ありません。
いつもと変わらない、Kさんが教卓の下に隠れる前と、まったく同じ理科室の風景が、そこにありました。
なんで?
どうして?
訳が分からない出来事に、その場で立ちつくしたまま混乱するKさんの頭の中に、いくつも疑問が湧いてきました。
じゃあ、さっきのあの乱暴に散らかす音はなんだったんだ?
そういえば、最初に声が聞こえるまで、ドアを開ける音もしなかった。
アイツは、いつ、この部屋に入ってきたんだ?
それに、今思い出すと、あの声は、鬼役の友達の声じゃなかった。
いや、そもそも、友達の誰の声とも違った気がする。
あの声は友達じゃなかったのか?
それじゃあ、一体、あの声のアイツは、誰だったんだ?
もし、見つかっていたら、自分はどうなっていたんだ?
そこまで考えた瞬間、総毛立ったKさんは、かくれんぼのことも忘れて、理科室から飛び出しました。
その時、
「あ、K見つけた!」
ちょうど理科室まで探しに来た鬼の友達とばったり出くわし、Kさんは鬼にされてしまいました。
「ダメだろ、ちゃんと隠れてなきゃ」
笑いながら言う友達の声につられるように、Kさんより前に見つかった友人達もそこに集まってきました。
みんな、Kさんがいた理科室とは、別の校舎へ逃げた面々です。
Kさんはその場で友人達に、「さっき理科室に来たか」と聞いてみましたが、全員、「こっちの校舎にも今来たばかりだ」と答えをかえしました。
その後、他の鬼役と一緒に学校中に隠れた友達を見つけていき、一人一人に理科室に来なかったかと聞きましたが、誰も理科室に来た子はいませんでした。
やっぱり、あれは友達の誰かじゃなかったんだ。
Kさんは、背筋が寒くなる思いで、さっきの自分の状況をあらためて理解しました。
その後、流行が廃れてきたこともあり、Kさんはかくれんぼをしませんでした。
放課後の学校にも出来るだけ居残らないようにし、一人で理科室に行くこともありませんでした。
それでも、その出来事があって以来、Kさんは絶対に見つからないような隠れ場所を探すことが癖になってしまったそうです。
もし、あの時見つかっていたら、自分は連れていかれていたのだろうか。
一体、どこに連れていかれていたのだろうか。
もしも、あの声の主が、まだ自分を探しているとしたら。
そう考えるたび、今でも時々、あの声が聞こえてくるような気がするから。
「見つけるぞ、見つけて連れて行くぞ」
2025/06/22 (Sun) 18:17:00
うしろの席
授業中、後ろから背中を指でトントンとされた。
いつものおしゃべりの誘いだろう。
注意しようと友人の席を振り返った後すぐに、「あっ」と思い出した。
その日、友人は風邪で欠席しており、うしろの席には誰も座っていなかったのだ。
2025/06/22 (Sun) 23:06:03
修学旅行の夜
宿泊先の旅館で、間違えて入った部屋に先生が倒れていた。
驚いて部屋に戻ると、今さっき倒れていたはずの先生が点呼に来ている。
先生や同室の友人達と一緒に、さっきの部屋に戻ってみたが、そこは誰も借りてない空き室で、旅館の人に聞いても、今夜は自分たち学校の人間しか泊まっていないという。
結局、見間違いでもしたんだろうと友人達には呆れられ、先生にも人騒がせな奴だと叱られ、その出来事は狐につままれた気持ちのまま終わった。
数年後、新聞に先生が死亡したという記事が載っていた。
修学旅行に行った旅館の、あの間違えて入った部屋で、物盗りに襲われて亡くなったという。
そういえば、あの夜に見た先生の顔、あの頃より老けていたな、と思い出した。
2025/06/22 (Sun) 23:53:07
夢じゃないよ
明け方、口笛の音で目が覚めた。
ルームメイトの友人だ。少し掠れて聴き取りにくいが、か細い音色は、いつも上機嫌な時に吹いてる曲だから、すぐにわかった。
「ちょっと、うるさいよ」
まだ眠い彼女は、二度寝のために友人をたしなめるが、口笛をやめる気配はない。
「やめてよ、怒るよ」
眠りの邪魔なため、思わず語気が強くなるが、友人は頭から布団をかぶったまま、口笛をふき続けている。
ため息をついた彼女は、友人の頭から布団を捲りながらキツく言おうとした。
「ちょっと」
友人は、死んでいた。
布団の下で、友人は苦悶の表情で冷たく硬まり、切り裂かれた喉から溢れた血で、シーツも布団の内側も赤黒くなっていた。
目の当たりにした惨状に、言葉を失っていた彼女は、やがて首を横に振りながら、呟き始めた。
「嘘。嘘よ。これは嘘よ。嘘でしょ。夢。これは夢。夢よこれは。ね。これは夢。夢よね?」
「夢じゃないよ」
彼女の後ろから、男の声が答えた。
2025/06/23 (Mon) 13:12:45
にわとり
Fさんの通っていた高校には、奇妙な鶏がいた。
毎朝、生徒たちが登校する時間になると、変な鳴き声を上げるのだ。
喉に何かが詰まったまま、無理矢理叫んでいるような嫌な声で、なにかの病気ではないかと飼育委員が教師たちに訴えたことも何度かあった。
けれど、学校側は、
「あの鶏は、昔からあんな風に鳴いていた」
と獣医を呼んだりはせず、実際、鶏も変な声で鳴く以外は、病気らしい様子はなかったという。
そうして飼育委員に新入生も、毎日の鳴き声に次第に慣れていくのが、毎年の常になっていたらしい。
ある日の放課後。帰りが遅くなったFさんは、妙な人影を見た。
その人物は、雨も降っていないのに黒いレインコートでフードを被った男で、黒いゴミ袋を持って、校舎の裏から出てきたのだ。
気になったFさんが隠れて覗いてみると、男は重そうなゴミ袋を背負って、鶏小屋へ歩いていった。
「先生の誰かかな?」
そう思いながら見ているうちに、男は鶏小屋の中に入り、地面に置いたゴミ袋の口を大きく広げる。
その中には、顔があった。
Fさんは悲鳴を上げそうになる口を、死に物狂いで押さえた。
目を見開いたまま、Fさんはもう一度、今見たものに視線を向ける。
子供が両手で抱えられるくらいの大きさのゴミ袋の中身。それは何度見ても、人間の、大人の男の顔だった。
異常なものを目の当たりにして、その場から動けなくなるFさん。
そんなFさんの見ている先で、鶏小屋の奥から、あの鶏が出てきた。
鶏は、いつも飼育委員が餌をあげる時のように、トコトコと男の前へ歩いてくる。
そして、おもむろに大きく広げたゴミ袋の口に頭を突っ込んだ。
「なんだ? なにをしてるんだ?」
鶏のすることが理解出来ないまま硬まるFさん。
しかし、何度も頭を動かす仕仕草と、嘴も顔も赤黒い色になっていく様子を見ているうちに、なにをしているのかわかった。
ゴミ袋の中の顔を、まるで鳥餌のように啄み、食べているのだ。
気が狂いそうな光景を前に、悲鳴と嘔吐を堪えたまま、Fさんは震えた。
しかし、すぐに我に返り、「このままここにいたら危ない」と、Fさんはなんとか男に気付かれないよう、その場から逃げ出した。
何度も何度も、男が追って来ているのではないかと振り返りながら家路を走り、家に帰り着くなり、その夜は朝まで、布団にくるまり震えていたという。
翌朝、学校はいつも通り、なにも変わった様子はなかった。
昨日のことが頭から離れないFさんは、登校しながら鶏小屋の方を窺ってみるが、鶏は小屋の中を呑気に歩いている。
「昨日のことは、もしかしたら夢だったのかもしれない」
そんなことまで考えられるようになったFさんは、級友達に挨拶をしながら教室に入った。
そして、そこで友人達から、驚くような話を聞かされた。
先月、隣町の高校へ異動になった先生が、行方不明なのだという。
話によれば、先生は先週の末に、学校から帰宅する途中で消息がわからなくなったらしい。
最後に目撃されたのが、この学校のすぐ近所だったということで、警察が今、学校関係者や生徒たちにも聞き込みをしているらしいと、友人達は興奮した様子で噂していた。
だが、Fさんが驚いたのは、その事件にじゃなかった。
友人達の話で思い出したのだ。
昨日、鶏小屋の中で鶏が啄んでいたゴミ袋の中の顔。
あの顔は、その、行方不明になった先生の顔だったことを。
その後、Fさんの身になにもおかしなことも、悪いこともなかった。
失踪した先生はいまだに行方不明で、あの日にFさんが見た男の正体もわからないままだが、それでも、あの時見たものに絶対関わらないようにしたおかげか、以前と変わらない日常を送りながら、Fさんは無事に学校を卒業することが出来た。
その後も、特に変わったことはない。
変わったことといえば、あの出来事のあった次の日から、鶏の声が、あの先生とそっくりになった気がするぐらいだった。
2025/06/23 (Mon) 15:34:48
ポスター
Iさんは実家で暮らしていた頃、部屋にポスターを何枚も貼っていた。
しかし、いつからか、何度貼り付けても、ポスターが剥がれ落ちるようになってしまったそうです。
最初は、セロハンテープで壁に貼っていたので、粘着力が無くなった所為で落ちるのだとIさんは思っていました。
けれど、ピンを刺して壁に貼るようにした後も、気がつくとポスターが壁から剥がれ落ちてしまうのです。
ポスターが剥がれる瞬間に原因があるかもしれないとも考え、Iさんはそれとなく、ポスターを観察するようになりました。
すると、Iさんが見ている間は全く異常も無いのに、少しでも目をそらした瞬間にペリペリと剥がれ始める。
そんなことが何度もありました。
これは本当におかしい。
そう思ったIさんは、父親から借りたビデオカメラを仕掛けて、自分がいない間の部屋の様子を撮影することにしました。
なにか不可解な現象が起こっている。
それは確かなことだったから。
カメラをセットした日、いつもより時間を潰して、学校から帰ってくると、やっぱりポスターは全て剥がれ落ちています。
Iさんはさっそくビデオカメラを巻き戻し、録画された映像を再生しました。
数時間、何も無いままビデオの映像は続きます。
Iさんが帰ってくる一時間前まで早送りをしてみますが、なにも変化の兆しさえありません。
考えすぎだったのかな。
そう思い始める間にも映像は流れ、とうとう、Iさんが帰宅する直前になりました。
すると、突然異変が起きました。
ポスターがうねり始めたのです。
えっ、と思い、Iさんは巻き戻してもう一度見ます。
見間違いや光の加減ではない。確かに、ポスターがゆるやかに波打っています。
最初は、風に煽られてゆっくり靡いているように見えました。
ですが、窓は鍵もちゃんと閉まっていて、隙間風も感じない。なにより、今のポスターの動きは、風によるものではありません。
しかも、異常はそれだけではない、まだ始まりでした。
蠢くポスターは、だんだん前へ、前へとひしゃげていき、ついには端っこに刺したピンが壁から浮き出てきたのです。
まるで、なにかが紙の裏から浮かび上がり、それがポスターを押し出しているようです。
そして、ついにポスターが剥がれ落ちる瞬間、それが映りました。
壁からピンが抜けて、ベリベリと捲れたポスター。
その裏に、「顔」がありました。
真っ黒な色をした、人間の顔。
壁の中に埋め込まれて、顔だけが壁面から出ている腐乱死体にも見えます。
でも、それは生きていました。
まるで周囲を窺う鳥のような奇妙な動きで顔面を震わせ、ギョロギョロと目玉を動かして部屋中に視線をめぐらせる「顔」。
その顔が、壁の中から浮かび上がり、ポスターを落としたのです。
想像もしていなかった信じられない映像に、Iさんは言葉を無くして、凍りつきました。
そんなIさんの手の中、ビデオカメラの中で「顔」はしばらく部屋中を見回していましたが、やがて、壁の中に吸い込まれるように消えていきました。
消える一瞬、ビデオカメラの方を見つめた「顔」と、目が合って、Iさんの背筋に震えが走ります。
「顔」が消えた一分後、帰宅してきたIさんの様子を最後に録画は終わり、そこで画面は真っ黒になりました。
そのまま、映像が終わった後も、なにも考えることも出来ずに立ちつくすIさん。
時間がたつにつれ、今見たものが事実だと全身に染み渡り、Iさんは恐る恐る、壁の方へ振り向きました。
そこにはいつもと同じ、真っ白い壁があります。
何も無かったかのような壁は、恐ろしいほど静かで、まるで、ジッとIさんを見つめているようでした。
その後、学校を卒業したIさんは一人暮らしを始め、実家に帰宅することは滅多にありませんでした。
一度、母親に電話で聞いた話では、あの部屋は使い道もないので、Iさんが出ていってからは空き部屋のままだそうです。
なお、壁にカレンダーやらをかけても、なぜかすぐに落ちてしまうので、あの部屋に今、ポスターや壁掛けの物は一切無いという。
2025/06/23 (Mon) 16:03:31
画鋲
Dさんが小学校の時、上履きの中に画鋲を入れる悪戯が流行した。
冗談ではすまされないのだが、当時は本当に流行していたという。
気に食わない同級生の上履きに画鋲を入れて、それに誰がやったんだと怒る姿や、次は自分の番かもしれないと不安がる女子やクラスメイト達の表情にほくそ笑む。
大人になった今、Dさんはその嫌がらせで遊んだことを後悔している。
なぜなら、毎朝、靴を履こうとすると、中から必ず画鋲が出てくるのだ。
ドアには鍵がかかってるうえ、マンションの5階で誰も入ってこれるはずがないのに。
夜、寝る前に何度も確認するが、朝になると、やっぱり画鋲が入っている。
鍵を換えても、玄関に隠しカメラを仕掛けても、なにも変わらなかった。
ただ、一度だけ。
夜中に目が覚めた時、Dさんは変な声を聞いた。
何度も何度も、同じ言葉を繰り返す、子供の声を。
「しかえし…しかえし…しかえし…しかえし…しかえし…」
Dさんが玄関先へ来た時には、そこには誰の姿も無く、画鋲が大量に詰まった靴が残されていた。
今でも毎朝、靴に画鋲が入っているらしい。
2025/06/23 (Mon) 18:20:30
コンタクトレンズ
これは、東京に住んでいた女子高生の話です。
彼女は昔から目が悪く、けれど眼鏡が嫌いなので、中学生の時からずっとコンタクトレンズをしていたそうです。
ある時から、コンタクトをしていると、目が痛むようになりました。
チクチクした痛みで、おまけにコンタクトレンズを外すと、なにやらポツポツとした跡がついているのです。
おかしいな、と思いましたが、視力が0.1だった彼女はコンタクトレンズをやめることが出来ず、親にも相談せず我慢していました。
ある夜。彼女は大学受験のために、夜遅くまで勉強していました。
時計の針が深夜をまわった頃、うとうとしてきた彼女は、勉強に疲れていたこともあり、コンタクトレンズを外すのを忘れて、そのまま眠り込んでしまいました。
それからしばらくして、机に座ったまま寝ていた彼女は、突然、目に走る激痛で眠りから覚めました。
今まで味わったことのない痛みが目玉で暴れ狂い、悲鳴をあげながら彼女は、コンタクトレンズを目から剥がしました。
その時です。
じゅるるるる
と、生まれてから一度も感じたことのない嫌な感触がしました。
コンタクトレンズと一緒に、目玉から、なにかが引きずり出されたのです。
それは、糸こんにゃくのような透明な糸でした。
コンタクトレンズに付着したそれは、目玉との間に糸を引き、だらんと垂れ下がっています。
そしてそれは、動いてました。
目とレンズの間に繋がりながら、ニュルニュルと蠢いています。
目の寄生虫です。
コンタクトレンズから目へと、寄生虫が生えていたのです。
彼女は絶叫しました。
コンタクトレンズを投げ捨て、狂ったように目を擦りますが、虫は目から出ていくどころか瞼の裏まで逃げ回り、ニュルニュルと蠢く感触がさらに彼女を狂乱させます。
そして彼女は机にあったペンを手に取り、そのまま、「虫に向かって」突き刺しました。
その後、おぞましい断末魔の叫びを聞いた両親が部屋に駆けつけてきた時には、彼女は目にペンを突き刺したまま絶命していました。
目の寄生虫は実際に存在しています。
それでも、人間の体では感染しにくい場所なので、あまり感染することはないらしいです。
しかし、コンタクトレンズなどの異物を目の中に入れることで、感染がしやすくなるそうです。
ましてや、なんらかのことが原因で、寄生虫の苗床になってしまったコンタクトレンズを使ってしまえば……この話の、彼女のようになってしまうかもしれません。
コンタクトレンズをしている皆様も、
これから始める皆様も、
気をつけてください。
2025/06/24 (Tue) 19:01:24
かくれんぼ
ある男の子が、公園で友達とかくれんぼをしている時、行方不明になった。
鬼になった子も友達も一緒になって捜したが見つからず、大人達も誰も男の子を見つけることは出来なかった。
警察も捜索したが、公園以外の場所で男の子を目撃したという情報も無く、
事件の日、公園の裏にあるゴミ捨て場に、粗大ゴミの廃品回収に来た業者も、それらしい子供の姿を見なかったと証言した。
そして、なにも手がかりさえ無いまま、警察の捜査は打ち切られ、いなくなった男の子は見つかることはなかった。
その数年後、ある埋立地で、奇妙な噂が囁かれるようになった。
地面の下から、声が聞こえてくるというのだ。
その声は、子供の声で、地面のずっと下の底から、何度も、こう叫んでいるという。
「もういいよぉー。もーいいよぉー。早く見つけて……」
2025/06/25 (Wed) 22:46:03
てるてる坊主
ある男の子が、遠足の前の日に、明日は晴れになるようにと、てるてる坊主にお願いをした。
「てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
それでも曇って泣いたなら そなたの首をちょんと切るぞ」
翌日、雨が降って遠足は中止になった。
怒った男の子はてるてる坊主の首を切って捨ててしまう。
数日後。
延期になった遠足の前の日に、男の子はまた、てるてる坊主にお願いをした。
「てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
いつかの夢の空のよに 晴れたら金の鈴あげよ
てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ
私の願いを聞いたなら 甘いお酒をたんと飲ましょ」
翌日、絶好の遠足日和な日本晴れに、大喜びをする男の子。
ところが、男の子はてるてる坊主に、金の鈴も甘い酒もあげないまま遠足に出かけてしまう。
その日、男の子は遠足に行くことが出来なくなった。
走ってるバスの窓から顔を出した時、接触事故で首が折れてしまったから。
2025/06/26 (Thu) 21:57:59
親指
昔々、ヨーロッパの貧しい村の話です。
少年はその日、家の近くの森で、食べられそうな根菜は無いかと地面を掘っていました。
すると、土の中から、親指が現れました。とても大きな、人間の親指です。
少年がそれを力いっぱい引っ張ると、腐りかけてた親指は根元からちぎれて、両手で親指をもぎ取った少年は尻餅をついてしまいます。
その時です。その親指が出てきた穴から、地面がもぞもぞと蠢き、土の底から、恐ろしい唸り声が響いたではないですか。
恐ろしくなった少年はその場から駆け出し、一目散に家に逃げ帰りました。
家にたどりつき、
「ここまで来れば、あれは追いかけてこないだろう」
と安心した少年は、台所のお母さんに、得意げな顔で、もぎ取ってきた親指を渡します。
少年の収穫に、お母さんは目を丸くして感嘆しました。
「まあ、とっても大きな親指ね。今夜の晩御飯に、三人で食べちゃいましょう」
貧困で食べるものが無かった村では、縛り首にされた人間の肉など、死体を食べることも珍しくありません。
お母さんはグツグツと煮え立つ鍋で親指を茹でて、少年と、家に帰ってきたお父さんのために、包丁で三つに切り分けます。
そして、一つずつ親指の肉を手にした親子は、久し振りのお肉を頬張り、満足した顔で夕食を終えました。
その夜。草木も寝静まった頃のこと。
少年がベッドの中でなんとなく目を覚まし、寝返りをうっていた時です。
遠くから、声が聞こえました。
幽かに響くそれは、人の声のようです。
こんな時間に、何者だろう?
夢現に、その声を耳にした少年は、耳を澄ませてみました。
「オレの………親指は………どこだぁあああ………」
少年は目を見開き、全身が凍りつきました。
指先まで硬直した少年の耳に、再び、声が聞こえます。
「オレの……親指は……どこだぁあああ……」
喉から振り絞るような、かすれた男の声。
少年は震える拳を握りしめ、息を押し殺します。
「オレの…親指は…どこだぁあああ…」
また、男の声が響きます。
ベッドの中で震えながら、少年は気づきました。
声がさっきよりも大きく、そして、近くから聞こえることに。
「オレの、親指は、どこだぁあああ…」
声が、聞こえてきました。
家のすぐそば。玄関の扉の前から。
ガチャッ。
玄関から、ドアのノブを回す音が聞こえました。そして、
ギィイイイ。
ドアが開く、軋んだ音が続きました。
少年は布団を頭からかぶり、逃げることも出来ないまま、ベッドの中で震えます。
「オレの、親指は、どこだぁあああ」
声の主は、ベチャッ、ベチャッと湿った足音を立てて、家の中に入って来ました。
家中に響き渡る、低く、恐ろしい声なのに、別の部屋で寝てるはずの両親が起きてくる気配はありません。
「オレの、親指は、どこだぁあああ」
ベチャッ。ベチャッ。
男の声と一緒に、足音が歩いてきます。
「オレの、親指は、どこだぁあああ」
ベチャッ。ベチャッ。
まっすぐ、少年の部屋まで歩いてきます。
「オレの、親指は、どこだぁあああ」
ベチャッ。ベチャッ…。
足音は、部屋の前で立ち止まりました。
そして、
ガチャッ。
ギィイイイッ……。
ドアのノブが回る音に続いて、ゆっくり、ドアを開く音が響きます。
ベチャッ…。ベチャッ…。
さっきよりもゆっくり、濡れた足音が、部屋の中に入ってきました。
布団にくるまり、震えることしか出来ない少年は、もうどうすることも出来ません。
そんな少年を、さらにおびやかすように、
ベチャッ…。ベチャッ…。
足音は一歩。また一歩。ゆっくりと近づき、そして、
ベチャッ…。
ついに、足音は、少年のベッドの前で立ち止まりました。
「オレの……親指は……どこだぁあああ…………?」
布団に隠れる少年の、すぐそばに、声の主がいます。
今度ははっきり、少年に問いかけながら。
「オレの、親指は…………」
そう、言ったきり、なぜか声の主は黙りこくりました。
少年は怯えたまま息を震わせていましたが、だんだん、何も起きないことに、早鐘を打っていた心臓も穏やかになっていきます。
そして、静かなため息がこぼれた瞬間。
「お前が食べたなぁああああ!!!!!」
男の叫びとともに、布団が剥ぎ取られ、悲鳴をあげる少年をベッドから引きずり出しました。
2025/07/02 (Wed) 08:36:13
俺、小学校四年のときくらいまでスゲー田舎に住んでたんだけど、ある日の夕方、友達の家からの帰り道でふと何気なく空を見たら、ちょうど見上げたすぐそこにあった親戚の家の屋根に誰かが乗ってる。
親戚の家は古い家だったから、
「屋根瓦でも葺き直してんのかな」
と思ってちょっと近付いてみると、上に乗ってる人は、なんかその作業着にしては随分けばけばしい色使いの服を着てる。
それどころかよく見ると、どうやらその人は小汚い格好をして頭にパーマをかけたおばさんのようだった。
小汚く汚れた派手な色の服を着たおばさんが、親戚の家の屋根に四つん這いでしがみ付いて何かをしてるのだ。
俺は不思議に思って首をひねったものの、
「きっとあれは親戚のおばさんかなにかで、屋根は自分で直してるんだな」
とかなんとか無理矢理納得してその場を後にした。
その後、家に帰り夕食を食べ終えた俺は、さっき見た変なおばさんのことを祖母に聞いてみる事にした。
祖母はかなりの高齢で、普段から温和で誰にでも優しい人だったんだが、俺がその話をした途端、いつもの柔和な顔からうって変わって普段からは想像も付かないような厳しい表情になり、俺に
「顔は見たんか! 目は合ったか!」
と聞いてくる。
俺は怖くなってずっと首を左右に振っていると、祖母は
「しばらくあの家には近付かんほうがいい。そしてこの事は誰にも言うな」
と、いつもの顔に戻って俺に優しくそう言い聞かせた。
俺は祖母が怖かったからあまりそれについては聞けなかったんだけど、一つだけ「あのおばさんは危ない人なの?」と聞いたら、祖母は静かな声で「しょうきらさんじゃ」と言ったっきり、後は何も言わなかった。
それから半年くらい経って、俺はそこから引っ越す事になった。
友達としばらく会えなくなるのは寂しかったけど、きっと新しい友達がたくさんできる、と不安と期待が入り混じった気持ちで、みんなに別れの挨拶をしてその村を後にした。
それからまた5年ほどの月日が流れたお盆の日。
俺は久しぶりに村に帰ってきて、家族と一緒にお墓参りや親戚の家を訪ねたりしていた。
昔よく遊んでくれたおじさんや親戚の姉ちゃん。みんな昔のままだった。
親戚の家に2日ほど滞在して、俺たちは家に帰る事になった。
遠くの方でカナカナカナとヒグラシが鳴いていて、車内から見る夕焼けと夜が混じった空はどこか懐かしくて夏の終わりを感じさせた。
俺はふと10歳の時に見たあの事を思い出す。
当時はあまり気に止めなかったけれど、よくよく考えればあんなおばさん、親戚にはいなかったのだ。
時代遅れのサイババのようなチリチリパーマをかけたおばさんなんて、一目見ればわかるじゃないか。
俺はなんだか少し怖くなった気がして外を見るのを止めた。
車の窓を閉める瞬間、通り過ぎた家の屋根にあの派手な色彩が乗っていたような気がして、俺は慌てた。
<追記>
今はばあちゃん死んじゃって、本当はなんだったのかわかんないけど、とりあえずオチとしては、その屋根に乗られた親戚の家は、娘さんが大阪に行って行方不明になったままだったり、息子さんが精神病になってしまったりで絶えてしまったらしい。
2025/07/02 (Wed) 08:43:35
大学への通学路の途中に妙な建物がある。
サイコロをぽん、と置いたような色気のない立方体で、装飾も凹凸もほとんどない。
ある一面にだけ青いプラスチック製の板が打ち付けられてあって、たぶん窓があった場所なんだろう、そこを塞いでいる。
そのせいで中の様子はわからない。
その反対の面には長方形の入り口が切り取られているのだが、いきなり地下に続く階段がのぞいている。
「仮にその下に地下があるとして、じゃあ建物の1階の部屋にはどうやって入るんだよ」
と思っていた。
部屋か階段がトマソンなのか?
前者なら部屋はすっからかんだろうから窓を塞ぐ意味がわからない。後者なら部屋の入り方がわからない。なんにしても意味不明だった。
それほど大きくない。5m×5mくらいだろうか。
立方体と聞くだけじゃ不思議に思わないかもしれないけど、直に見てもらえないのが悔しい。
建物っていうのは色んな形、大きさの立体が組み合わさって出来ている物だし、アンテナも立ってれば窓もあったりで建物の「性格」みたいのがある(はず)。
このサイコロにはそれがない。言葉で聞くんじゃなく、見ればやっぱり違和感覚えると思う。
このわけのわからん建物のために無闇に広い土地が用意されていて、サイコロはそこに無造作に据えられている、といった感じだった。
敷地内にはそれ以外になんの人工物もなく、草ぼうぼう。
引いて閉める型の門で敷地への入り口は閉じられており、門と門柱は錆びまくったチェーンで繋がれていたから門を乗り越えないと入れない。
サイコロは外壁の塗料の剥げ方が尋常じゃなく、敷地内の状況も考慮して人の用いる建造物としてはとっくに機能してないんだろうな、と思っていた。
つーかこの構造では最初からまともに役目を果たしていたのか謎だったけど。
周りはちゃんとした住宅地だから浮きまくっていたし、なんか負のオーラみたいのを感じたからあんまり凝視しなかった。
ある日の朝。
いつもは自転車で通ってるんだけど、先日後輪がイカれたからここ数日は仕方なく徒歩で通っていた。
東京の人ならわかると思うけど、早朝けっこう強めに雨が降ってて、それがそのときになって止んだので「雨が降ったらお休みで~」も通用しなくなったからしぶしぶ大学に向かった。
大学生になって1年半、大げさな言い方をすれば、初めて「雨後」かつ「徒歩」の条件が整ったわけだ。
で、そのサイコロの前を通って仰天。
壁の一面に人の手形がびっしり。しかもたぶん子供の。
原理は知らんけど、たぶん雨が降るとかして水分に触れるとその部分が浮き上がってくるんだろう。
ヤバいもの見た、つーかここはやっぱりヤバかった、という感じです。
2025/07/02 (Wed) 08:48:08
不思議というか奇妙なコラピスおじさんってのがいた。
ローカルだが地元ではけっこう有名な話。
公園でガキに飲み物を売ってくれるホームレスっぽいへんなオヤジでさ、しかも売ってる飲み物が一種類。
名前が「コラピス」。
2Lペットの中に入れてあってそれを紙コップに入れて一杯10円で売ってるんだわ。
でも買ったらすごい不味いんだわ。
コーラとカルピスを混ぜてあるみたいなんだが変な味がする。しかもぬるくて吐きそうになる。
家で試したら全然味が違って美味しかった。
同じ町内の公園のいたるところで目撃されているんだが、聞いた話ではある日苦情があったらしくて、警察が回って歩いたり親に関わるなと釘をさされたり学校では集会が開かれて関わらないように指導されたりした。
それ以来一度も会ってないけどまだ生きているんだろうか。
怖いのは変なものを混入されていたのではと考えるとガクブルなんだが、体調には異常がなかった。
2025/07/02 (Wed) 08:55:19
横浜市のある街には、紙芝居にまつわる都市伝説がある。
夕方ある公園で1人で遊んでると、黒い自転車に乗って死神が来るという。
死神は子供の名を呼んで誘い、荷台に積んである紙芝居を見せる。
その紙芝居は非常に面白く、いいところで【つづく】になる。
続きが見たければ明日は川の土手においで。
死神はそう言って去っていく。
次の日の夕方、死神は川の土手にやって来て紙芝居の続きを見せてくれる。
そしてまたいいところで【つづく】になる。
続きが見たければ明日は橋の上においで。
死神はそう言って去っていく。
そうして死神の紙芝居を毎日見てるうちに、その子はいつの間にか川の向こう、
「あの世」に連れて行かれてしまう。
2025/07/02 (Wed) 08:56:51
俺が小学生の頃にクラスで流れてた噂。
俺が住んでいる町内には公園がいくつか設置されているんだけど、その中には学校から離れているせいか、ほとんど誰も遊びに来ないような寂れた公園が一箇所だけあった。
噂というのは、その公園に、“くっつきじいさん”という危険人物が出るという話。
曰く、そのじいさんは昼頃から夕方にかけて、公園のベンチにずっと座っているのだが、子供が遊んでいるのを発見するや否やすごい勢いで迫ってきて、公園の敷地から逃げ出すまでがっちり抱きついて、ベロベロ顔を舐め回して来るという、子供ならずとも警戒してしまうようなヤツだったそうだ。
噂は有名だったが、誰もそいつから襲われたという話は聞かなかったし、大人たちも特に注意を呼びかけるようなことも無かったから、その実態は結局不明。
2025/07/02 (Wed) 10:07:55
千葉県A市に、車がたくさん通る大通りがある。
そこは人通りも多く明るい道だが、その一角に、抜け道のような細い曲がり道があるらしい。
その細道は街灯もない一本道で、大通りとは一転して、いつも暗くて静まり返っている。
その道をずっと行くと、道に子供が描いた、赤いチョークの落書きがあるという。
人通りの少ない道に、赤いチョークの落書きがあるだけでも気味が悪いものだが、その落書きには、もっとおぞましい噂がある。
初めはハートなどの他愛もない子供の絵が道なりに続くが、最後のあたりに、絵ではなく、奇妙な文字が書かれている。
その文字は、こんな言葉だ。
「パパはまえにママはうしろにいるよ」
何年か前に、この道で小学4、5年生の女の子が両親に殺され、その後両親も自殺するという事件があったという。
母親が後ろから娘を押さえつけ、父親が前から包丁で滅多刺しにするという惨い事件で、落書きは、その時の様子を書いた文字なのだ。
事件の後、警察官がこの落書きを消そうとしたが、どんなに消そうとしても消えることはなく、気味が悪いと思った住民達が業者に依頼し、上からコンクリートで塗り潰しても、その下から浮かびあがる様に、落書きは現れたらしい。
あまりの恐ろしさに住民は次々に引っ越し、いつしか付近の住人はいなくなり、その区画には、落書きだけが消えることなく残されてしまった。
これはあくまで噂だが、この落書きを面白がって見にいくと、前に女の子の父親が、後ろに母親が現れる。
そして落書きを見た人は母親に押さえつけられ、そのまま包丁を持った父親に、女の子と同じように殺されてしまうという。
2025/07/02 (Wed) 10:10:14
近所の小学校の前の信号に子ども達に挨拶をしているおじさんがいる。
「おはよう」と笑顔で挨拶している。
しかしみんな友達と話したりで誰もおじさんに挨拶を返さない。
最近の子どもはなってないな…なんて思いながら、僕はそのおじさんに明日挨拶してあげようと思った。
翌日、小学校の前の信号、向こう側にはおじさんがいる。
今日も子ども達は素通りだ。
信号が青になった。
信号を渡る、「おはよう」とおじさんが子ども達に挨拶している。
僕はおじさんに「おはよう」と返した。
おじさんは僕を見つめいつもより素敵な笑顔でこう言った。
「やっと見つけた」
2025/07/02 (Wed) 10:51:58
怪談話や都市伝説において口裂け女やトイレの花子さんなどがあるが、数多く目撃例があるにも関わらず実証されていないのが事実だ。
これは私が中学生の頃の実体験である。
中学校までの通学路に畑があった。畑といっても何も作っている様子もない場所にいつも立っているおばさんがいた。
髪もバサバサで毎日同じもんぺを履いて畑を手入れする訳でもなく手を後ろに組んで立っている。
絶対に後ろを見せない。よく見るとただ立っているだけではなく登校している学生や通る車などを鋭い視線で睨みつけていた。
すぐに学校で噂になり、みんな好き放題言っていた。
あいつはあそこから動かないとか夜中になったら消えるとか。夜に通学路を車ぐらいのスピードで走っていたなんてのもあった。
しかし調べてみると卒業した3つぐらい上の先輩のおばあさんである事が判明。
みんなはホッとしたのか残念なのか複雑な様子で話は消え掛かっていた。
しかしやはりおばさんは毎日いる。朝も夕方も毎日あの場所に立って睨みつけている。
唯一残った噂が後ろに組んだ手に草刈り鎌を持っていて鎌子と呼ぶと切り刻まれてしまうというもの。
しかしおばさんの身元が分かった以上誰も信用しておらず、おもしろおかしい都市伝説的な感じになっていた。
そんな中事件が起きた。悪ふざけをする連中が立証しようと下校時に試すと言うのだ。
みんなは「やめとけよ」と言いつつ興味津々。下校時にみんながついて来てしまった。
こんな大人数だったら怪しまれるとみんな遠くに散らばり帰る振りをしながら畑を囲んで見ていた。おばさんもいつもの様にいる。
問題の言い出しっぺが道路を挟んで畑の前に立ち意を決して叫ぶ。
「かまこ~っ!」
次の瞬間おばさんが何かを投げた。
慌ててよける。当たりそうだった。おばさんは車が来るのも関係なくその子を追いかけて行った。
中学生を追いかけるなんてお年寄りには考えられなかったが、それよりみんなは何を投げたか確認をしに走った。
そこにあったのは刃渡り30センチ程の大きな草刈り鎌だった。かろうじてよけたものの、もし当たっていたら…考えると恐ろしい…。
その後、警察沙汰にもなりその子とおばさんは厳重に注意されたが事件には及ばなかった。
しかし私達は噂が現実になる瞬間を目撃してしまった。
みなさんも都市伝説や噂の怪談話などを立証しようと決して思わないで下さい。
恐怖体験どころか事件に巻き込まれる可能性は大きいですよ。
2025/07/26 (Sat) 20:59:12
世の中には決してアクセスしてはいけないウェブサイトというものがある。
携帯端末でしかアクセスできないそのサイトは、パソコンからは絶対に侵入出来ない仕組みになっている。
そのため、実態が掴めずに詳しいことも分からないのだ。
サイトは表向きにはいたって普通のサービスを装っている。
しかし、たまたま奥深くに迷い込んだユーザーが、あるリンクを見つけてクリックすると、今までの雰囲気とは違う画面に飛ばされることがある。
その後、不可解な現象を体験することとなる。
そのサイトに一度足を踏み入れると、二度と脱出できないのだ。
ネットのアクセスを中断しても、電話を受信しても、携帯の電源を切っても、次に携帯を使う時には、必ずそのサイトが画面に映し出されているのだ。
その画面にはメッセージが書かれていて、サイトを開く度にメッセージの内容が変化していくという。
今 死の時刻が 確定した その日を 待て
始めにこのようなメッセージが表示されると、携帯を開く度に変化していく。
そして最後のメッセージは必ずリンクになっていて、そのリンクを踏むと自分が死んだ時の画像が表示される。
メッセージの数や変化のしかたは人によって全く違うらしく、いったい何回目のメッセージが最後なのか、最後のメッセージはどんなものなのかを知る者はいないそうだ。
なぜなら、最後のメッセージまで見てしまった人は、必ずその日に表示された画像と同じ死に方をするからだ。
そのため、不必要に怪しいサイトにアクセスすることは控えた方がいい。
もしそんなサイトを発見してしまったら、興味本位で先へ進もうとせず、誰かに相談した方がいい。
予知夢 | ■↑▼ |
2012/09/08 (Sat) 06:06:35
今更ながらでどうかとも思ったんですが…
実は東日本大震災の一週間位前の話です。
朝方一面の瓦礫と原発の爆発の夢を見ました。
私は愚かにも日本の原発は安全だと思っていたのでどこか海外のことなんだろうと…
でも一週間後それが海外ではなく日本の事だと思い知り瓦礫も原発の爆発の様子も全て夢と一緒でした。
ここまでならまだいいんです。過去の話ですから…
最近頻繁に戦争と噴火の夢を見ます。
現実にならなければいいのですが…
2012/09/14 (Fri) 12:42:37
願望が叶えられます!
■人気上昇
■恋愛関係
■復縁
■呪い
■苦しい時
ヤフー、グーグル検索でASMODEUSと入力するとみつかります。
新しい世界がひらけますよ
2024/12/08 (Sun) 06:38:01
やたわなか
磯野家の幻の長男 | ■↑▼ |
2012/12/08 (Sat) 13:48:11
国民的作品『サザエさん』の磯野家は大人の姉(サザエ)と小学生の弟妹(カツオ、ワカメ)という今から見ると異質な兄弟構成になっている。
しかしこれは連載当初の「戦争」が身近な時代では決して珍しいことではなかっ た。
当時、18~20の若い男子はみんな戦争に取られてしまったため、年頃の長男は家におらず、
年頃の姉とまだ小さい次男坊は残っているという年代のエアポケットのある家はいっぱいあったのだ。
作者の長谷川町子先生はそういう家の人にも配慮して、磯野家もこのような家族配置にしたのだろう。
もちろん、磯野家には戦死した幻の長男が居たかもしれない…
2024/12/08 (Sun) 05:41:25
サザエさんの、
大谷翔平選手のふるさとから車で2時間都市伝説成人式結婚式 | ■↑▼ |
2024/10/12 (Sat) 03:41:36
岩手県大谷翔平の地元近くオカルト成人式と結婚式の恐怖体験OK
岩手県大谷翔平の地元近く
岩手県から秋田へ入りまもなくの集落の公民館で18才の成人式が行われれます。
集落の男は本当の結婚は出来ません。
農家の長男と結婚して朝5時から牛舎で牛の世話、日中は野菜、夜はまた牛の世話を毎日。そこへ嫁に来る人間はいません。
そこで集落では成人式に疑似結婚式もします。
新婦役は集落の町内会長の後妻55才。集落では一番若い奥さんです。
新郎は飼ってる牛で一番の牛を連れて来て牛の素晴らしさを話て後妻へプロポーズの言葉を話します。
集落で後妻と結婚式を挙げた新郎は15人です。
集落の各家の玄関やリビングには同じ後妻との結婚式の写真が飾られています。..(続きを読む)
無料婚活祭り無料ハワイ卒業旅行胆沢黒部ダム奥州湖美ら海水族館 | ■↑▼ |
2024/03/27 (Wed) 06:50:11
東北新幹線時刻表都市伝説胆沢仙台駅下車
とにかく嫁が来て後継者がいないと農業は出来なくなります。じいさん婆さんの年金を取り上げそのお金で若い女を農村へ誘い。農村の嫁にする計画です。
東北新幹線胆沢仙台駅下車 無料婚活祭りハワイ全日本農はだてのつどい へと向かいます。子孫繁栄、恋愛成就のつがいおどり、もちまき、五穀豊穣、令和6年2月10日午後三時半頃から
雪の中にわらを植えるのです。
わらは直ぐに稲となりたわわに稔り米になり年貢米で一粒も米を口にすることが出来なかった農民の腹を満たすのです。
現在胆沢地方は伊達領であるにもかかわらず南部藩からも年貢を出すように言われてると庄屋様が言ってました。庄屋様の妾が江刺と水沢、前沢、金ケ崎にいたらしいからいくら金があっても足りなくなり小作人に嘘をついて百姓から全てを取り上げていたのでした。
そして怒った農家の百姓は庄屋様をワラに入れて燃やし大きな米俵を庄屋様の蔵から奪い五穀豊穣と日本の農家の作業の安全を願い花火を打ち上げ祭りは終わります。お祭りの打ち上げと婚活祭りが始まります。女性の皆さん岩手県、宮城県、秋田県、青森県へ嫁に来てね。山形県も待ってます。女性
(終わり)