都市伝説・・・奇憚・・・掲示板 7395234
都市伝説・・・奇憚・・・blog 20周年に向けて | ■↑▼ |
2025/01/27 (Mon) 14:23:43
来たる今年の9月3日、
都市伝説…奇憚…blog 開設20周年
に向けて掲示板を立てました。
管理人様の健勝復活の願いも込めて。
(投稿の内容がアレとか関係無く)
ぼっちで百物語は嫌なので、
皆様も怪談や都市伝説をいっぱい投稿してくださいm(_ _)m
2025/01/31 (Fri) 15:34:15
ある日の放課後、少女は図書室で、
「読んではいけない本」
という名前の本を見つけました。
その本の表紙には題名だけが書かれていて、作者の名前もありません。
本を開くと最初のページに、
「読むな。
すぐに閉じよ」
と、それだけが書かれており、なぜ、その本を「読んではいけない」のかはわかりません。
けれど、逆に本の中身が気になってしまった少女は、その扉の先へ進みました。
その本に書かれていたのは、いわゆるホラー小説で、全身に包帯を巻いたミイラ男のような怪人が子供を襲うという話でした。
最初は、少し読むだけのつもりが、話につれて少女は物語に没頭していき、気付けば、図書室にいるのはもう彼女一人だけです。
早く結末を読んで帰ろうと、次のページをめくる少女。
ところが、次のページには続きの文章も、何も文字が書かれていません。かわりに、誰が書いたものなのか、
「ここでやめろ
先にすすむな」
と、真っ白なページに、鉛筆で殴り書きがされています。
ここまで読んできたのにやめられるわけがありません。少女は気にせず、その先を開きました。
しかし、次のページを読み始めてすぐに、少女は目を丸くします。
本の中に新しく出てきた登場人物の女の子が、彼女にそっくりだったのです。
物語の中では、本を読んでいる女の子の後ろから、ミイラ男が近づいてきます。
一歩、また一歩と、なにも気づかない女の子に、ゆっくりと近よる怪人。
そして、ついにあと一歩で女の子が襲われるところで、少女は背後に、妙な気配を感じました。
なんだろう?
思わず少女は振り返り、その気配の主を見て、言葉を失いました。
そこには、本の中の怪人そっくりのミイラ男が、今にも彼女に襲いかかろうとしていたのです。
2025/03/15 (Sat) 12:34:04
朝、車の窓が子供の手形だらけになっていた。
登校途中の小学生たちの悪戯だろう。
安い中古車とはいえ、買ったばかりの愛車を汚されて腹が立つ。
休日の朝を最悪な気分にされた怒りを晴らすためにも、油膜取りで窓を拭く。
…あれ? 全然落ちない。
不思議に思って指でなぞった瞬間、全身に鳥肌が立った。
手形は全部、窓ガラスの内側についていたのだ。
2025/03/27 (Thu) 07:14:37
ある若い夫婦の話。
GWの初日。
久し振りに、2人一緒の休暇を取ることが出来た夫婦は、手つかずにしていた家の掃除を始めた。
最初はただの清掃や整理が、いつの間にか大掃除になってしまい、ようやく家中が片づいた頃には、すっかり日が暮れてしまっていた。
テレビを見ながらくつろぎ、のんびりとした時間を楽しむ2人。
そこに突然、ニュース速報が流れる。通り魔による無差別殺傷事件が起きたらしい。
「おい。これって近くじゃないか? 犯人、まだ捕まってないって」
「戸締まりは、ちゃんとしたわよね?」
「したと思うけど…ちょっと確かめてくる」
家中の窓と玄関を回り、戸締まりを確認する夫。
それでも、凶悪犯が逃走中というニュースに、2人は不安な気持ちを抱かずにはいられなかった。
「ねぇ、事件が治まるまで、どこかに出かけない? 人がたくさんいるところの方が、逆に安心出来ると思うの」
「そうだな…夕飯もまだだし、こんだけの事件なら、警察がすぐ犯人を捕まえるだろ。ちょっと出かけるか」
「それじゃあ私、お化粧直してくるわ」
「ああ。ついでに、着替えの服を用意してくれ」
夫の返事を聞いて、妻は家の奥の寝室に向かう。
夫も出かける前に顔を洗おうと、洗面所から妻に声をかけた。
「どの服を着てくの?」
「そうだな…なんでも良いよ。白のTシャツを出してくれ」
「白のTシャツ? どこにあるの?」
「そこだよ」
「え? どこ?」
「そこだってば。クローゼットにかかってるのは、全部白のはずだろ?」
「全部赤い柄物のシャツよ?」
「何言ってるんだ? 全部赤い柄物だなんて、そんなはずないだろ」
「……………………」
「ん? どうした?」
「……………………」
「おい。大丈夫か?」
急に返事をしなくなった妻を心配して、夫は寝室に向かった。
その直後、居間のテレビに、再びニュース速報が流れた。
『速報です。
犯人は逃走の際、駆けつけた警察官に銃で撃たれ、負傷しているとのことです。
繰り返します。犯人は負傷して、血を流しているとのことです。
テレビをご覧の皆様は、自宅や最寄りの敷地内で、それらしき不審な人物、或いは血痕を見かけた場合、すぐにその場を離れて警察に通報してください。
それから、家の戸締まりには、くれぐれもご注意ください……』
2025/04/04 (Fri) 17:54:30
目が覚めると、駅員の制服を着た男が自分を見ていた。
憂さ晴らしの飲みすぎで記憶が曖昧だが、どうやら泥酔して駅のホームで倒れてしまったらしい。
駅員の男が言った。
「ここにあった! 頭を見つけたぞ!」
2025/04/05 (Sat) 17:45:05
夜。帰宅して玄関の扉を開けようとしたら、ドアチェーンがかかっていた。
2025/04/06 (Sun) 12:13:13
225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 02:39
すいません、、、数年前からとっても気になってることがあるので、
スレ違い・板違いかもしれませんが、ご存知の方がいらっしゃいましたらと思って。
数年前、上野公園の裏手(上野高校や動物公園駅のほう)で、変な張り紙を見つけました。
あまり目立たぬように貼ってあったのですが。
『箱男集まれ ●月●日 AM△時(深夜が指定されてた)○○通りの~~歩道橋』
というものでした。
その付近に2,3箇所同じものが貼ってありました。
安部公房の箱男しか知らない私は、なんのことだか分かりませんが、
上野公園の裏手ということもあり、(上野ってモーホーのメッカですよね)
モーホー関係の集会?それとも秘密結社(藁?
すっごく気になって、具体的な集合日時と場所が書いてあるので、可能なら逝ってみたかったのですが・・・
お芝居や演劇等の宣伝でもなさそうだし(集合場所と時刻を考えると)。
単なる悪戯?
226 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/14(日) 02:49
箱男?安部公房じゃなくて、電波少年でやってたほうかも。
227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2001/01/14(日) 02:52
>>226
いえ。電波少年って最近やったのですよね?(良く知らないのですが)
私が見たのはもう4年くらい前です。
228 :はちみつバステト:2001/01/14(日) 02:53
ダンボール箱に住んでる男に集合をかけていたのでは?
トラックの荷台に載せて、ちょっとアヤシイ作業現場に連れて行く。
日当はいいのだが、なぜか病気になる人が続出するという・・・。
これは考えすぎかもしれませんが、その手の日雇い労働者集めなのでは。
229 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/14(日) 05:10
>>225不思議な貼り紙ですねー。
そもそも『箱男』って言葉、『電波少年』以前には安部公房の小説にしか出てこないですよね?
仕事の呼び込みだったら普通はつかわないでしょ。
それに第一、箱男たちは世間との接触を断つために箱男になったわけだし…集合をかけても集まらないんじゃ!?
なにか、アングラ的な臭いを感じます。演劇、あるいはパフォーマンスの呼び込みじゃないスかね。
230 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:2001/01/14(日) 05:24
上と少し似てるようで、似てないようなことなんだけど…
今から7年くらい前に神奈川の横須賀で、奇妙な落書きが蔓延したことがありました。
レポート用紙に小さく、マルに線の顔と、『好きっ!』っていう言葉がびっしり書かれたものが、
トンネルや地下道の壁にやたらと貼られているのです。
そのうちに落書きは、レポート用紙からクレヨンで直に描かれたものにかわり、
内容も、マルに線目で『サタン』『スキッ!』にかわりました。
その落書きは主に国道沿いに、10キロくらいの間のトンネルや通路、ガードレールなどに描かれてました。
痛い人の仕業には違いないんだけど、
「あまりにも念が入り過ぎていてキモチワルイね」などと知り合いと話していた矢先のことです。
その落書きが『○○(女の人の名前)を殺す!』というものにかわったのです。
女性が誰なのか、実在するのか、あるいは例えばドラマのだったりするのかはわかりません。
その落書きが現われて以降、落書きは更新されませんでした。
実際に誰かが不幸な目にあわれたのでしょうか。今でも気になっています。
2025/04/06 (Sun) 12:34:02
近所の中学校に伝わる学校の怪談。
西棟の階段を放課後4階から1階まで、誰にも見られず一段抜かしで降りていくと途中から手毬唄が聞こえてきて、歌い終わるまでに1階につかないと手足がバラバラになるという話。
その中学に通っていた従兄弟から聞いて、由来も何もないし他の話より嘘くさいなーと思っていた。
自分は私立に進学したのだけど、仲の良かった女子がそこに通い始まったので、その話を教えたんだ。
気の強い子で笑い飛ばしてた。
だけど1ヶ月ほど後に会った時「あの話もうしないほうがいいよ」とたしなめられた。
彼女それを実際に試したんだ。
3階にさしかかったあたりからか細く、♪てんてんてんまり、と聞こえてきたそうだ。
空耳かと思っていたら、だんだん声が大きくなってきて、歌詞がはっきり聞こえてきてそれが♪てんてんてんまり手が落ちる、足落ちる、首落ちる、と歌ってるのに気がついた。
半分パニックで1階まで一段抜かしで駆け下りて一回の床に倒れこむように足がついた途端、まるでスイッチを切るみたいにピタっと歌がやんで、恐怖で泣きながら上履きのまま家まで走って帰ったと言っていた。
それで彼女は「足と首の方はもう治ったんだけどこっちはまだ残ってるんだ」といいながら手首見せてくれたんだ。
両手首をぐるっと取り巻くように、針金で締めたみたいな紫色のミミズ腫れのような細い筋がついていた。
その後すぐ、彼女は親の都合で地方に引っ越し、中学も最近廃校になった。本当だったのか彼女のいたずらだったのかは、今でもわからない。
出典:「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」
2025/04/08 (Tue) 20:13:17
ある日、少女は家の前で、今ハマってるバンドのライブチケットを拾った。
しかも、ネットで数十万円の高値で取引されたほど、入手困難なはずのプラチナチケットだ。
思わぬ幸運を手に入れて有頂天になる少女。
しかし、ライブが開催されるのは、彼女がバイトをしているファミリーレストランに団体客が来る日。
ダメ元で店長に頼んではみたが、人手不足で休むことは出来ず、結局、彼女が会場に辿り着いたのは、ライブが終わった後だった。
幸運からの不運の転落に落胆する少女。
諦めが悪いと思いながらも、せめて帰る前にライブの余韻だけでも味わいたいと、会場に足を踏み入れる。
すると、ライブ会場に妙な雰囲気が流れているのを感じた。
会場の中ほどの席の一つを警備員が取り囲んでおり、深刻な顔をしたスタッフ達も慌ただしい様子で、その座席について何かを話している。
あれ?
少女は目を丸くした。よく見ると、そこは彼女の指定席だったのだ。
なにかあったのだろうか?
気になってしかたなくなった彼女は警備員に声をかけ、座席を見せてもらった。
少女の座るはずだった席は、何者かに鋭利な刃物でズタズタに切り裂かれていた。
2025/04/09 (Wed) 20:34:08
少女は頭をシャンプーで洗いながら、開けたままの窓を閉めようと手をのばした。
水音と一緒に洗い流されるシャンプーの泡が目に入らないように、目をつぶったまま手探りで窓を探す指先に、毛の感触が絡みつく。
「こら、ミーコ! しっしっ!」
大声で叱りながら少女は窓を閉める。
そのままシャワーを終えて浴室を出ていき、悲鳴をあげた。
少女は猫を飼ってない。
窓の外にいた、誰かの頭に触ってしまったのだ。
2025/04/15 (Tue) 21:09:09
インターフォンの呼び出しチャイムに、「はーい」と返事をしながら玄関に走る。
ドアの覗き穴に目をくっつけようとした時、履き物に足を取られて身体がよろめいた。
その瞬間、ドライバーの尖端が覗き穴を突き破ってきた。
2025/05/01 (Thu) 12:13:07
ある朝、男が死んだ。
男は一人暮らし。
1Rの部屋で、昨夜はしっかり戸締まりをしてから眠りについたはずだった。
にも関わらず、
目を覚ますと裸エプロンだった。
「なぜだ」
下着すらまとわぬ裸身に、フリルの愛らしいエプロンを身につけたまま、思わず自問する男。
そのとき、
『知りたい?』
天井から男の声が降ってきた。
男は「ヒッ」と悲鳴をもらした。
知ってはいけない。直感した。
真実を聞けば最後……自分の中の何かが死ぬ。
「し、知りたくないっ!!」
『知りたくないのか?』
「そ、そうだ!!」
『そう』
「…」
『……』
「…………」
『……………』
『それは、ある朝のことでした』
「やめろおおおおおおおおお!!!!!」
2025/05/01 (Thu) 19:23:04
夜の2時、小学校の校庭にいるとチャイムが鳴る。
その時、教室の一つに電気が点き、いくつかの人影が窓から校庭を見回してくる。
その人影に見つかる前に、学校から逃げ出すか、校庭のどこかに隠れないと、教室にいるものたちが追いかけてくる。
その時に鳴るのは、給食の時間のチャイムらしい。
2025/05/11 (Sun) 15:35:49
あるカップルが、深夜のドライブ中、お遊びがてら心霊スポットに行った。
そこで、些細な事から二人は口喧嘩になり、怒った彼氏は、心霊スポットに彼女を置き去りにしてしまう。
数分後。冷静になるにつれて、
「こんな時間に心霊スポットに、一人で置いてきぼりにしたのは流石にまずい」
と思った彼氏は急いで引き返す。
心霊スポットに戻ると、そこには彼女の無事な姿があった。なにも無かったことに安堵しながら、なんとか和解出来た彼氏は、一緒に帰ろうと彼女を車に乗せた。
しかし、喧嘩したばかりで帰りの車内の雰囲気は重く、助手席の彼女は終始俯いたまま一言も喋らない。
さすがに気まずく思った彼氏が、なにか彼女の機嫌を直せる方法は無いか考えていると、
「ねぇ。あれ」
と、ふいに彼女が前方を指差した。
なにか見つけたのか?
そちらに目をやると、行く手の道端で、一人の少年がこちらに手を振っていた。
こんな時間に。道にでも迷ったのだろうか?
そう思った彼氏は車の速度を緩めながら、少年へと近づいた。
少年は笑顔で手を振っている。
だが、手のひらではなく、手の甲をこちらに向けて振っていた。
「あれはこの世のものじゃない!!」
それに気づいて戦慄した彼氏は、スピードを上げて少年の横を通りすぎた。
「こんな時間に一人で可哀想だよ。乗せてあげようよ」
なにも気づいてない様子で、彼女がそう言ってくる。
「ダメだよ。逆の行動をしていたから、あれは生きてる人間じゃない」
彼氏は答えた。
すると、
「へぇ、すごーい!! よくわかったね!!」
だしぬけに、満面の笑顔を浮かべた彼女が、とびっきり明るい声で言った。
手の甲をうちつけて拍手しながら。
2025/05/12 (Mon) 17:23:39
これは、Aさん(仮名)が体験した怖い話です。
Aさんには、BさんとCさんという、とても仲の良い友達がいました。
当時はまだ携帯電話が普及しておらず、休み時間にこの三人で集まっては、昨日今日の出来事を中心にした話で盛り上がるのが、彼女たちの一日で一番の楽しみでした。
その日の昼休み、いつものように仲良し三人組でお喋りをしていた時、昨日見たホラー特集のことについて話しているうちに、プチ怪談大会が始まりました。
けれど、真っ昼間に、人の出入りが激しい教室で怪談をしても、いまひとつ盛り上がりません。
「ねぇ。今ここで怪談してもちっとも雰囲気出ないし、一度仕切り直して、放課後に怖い話をやらない?」
Aさんがそう持ちかけたところ、BさんとCさんも乗り気で大賛成しました。
そして彼女たちは放課後、誰もいない時間帯にこの教室に集まって、あらためて怪談をすることになったそうです。
その日の放課後。
三人は約束通り誰もいない教室に集まって、怪談大会を始めました。
そこで語られたBさんとCさんの話は、どれもAさんが聞いたことのない話ばかり。
どの話もとても恐ろしく、その語り口には、まるで実体験を聞いているような臨場感があったそうです。
しかし、Aさんは次第にBさんとCさんの話に引き込まれていき、気が付くと、日暮れ近くまで、怪談話で盛り上がっていました。
そして、時計の針が午後六時を回った頃。
「コラ! そこで何をしているの!」
Aさんたちは、見回りに来た先生に見つかってしまいました。
ちょうどその時、聞いていた話がまだ途中でしたが、
「もう遅いんだから早く帰りなさい」
と、Aさんたちは家に帰され、しかたなくその日は、そこでお開きになりました。
翌日。
昨日聞きそびれた話の続きが気になってしかたがなかったAさんは、朝一番に、先に登校していた友人達に話しかけ、
「昨日は良いところで邪魔が入ったから、今日は場所を変えてあの話の続きを聞かせてよ」
とお願いしました。
すると、不思議そうな顔をした友人達から意味がわからないと返されました。
お互いに話が噛み合わないので、昨日の出来事を話し合ってみたところ、
二人は昨日、教室でAさんが来るのを待っていたけど、全然来ないから学校中探してみたけど見つからないし、先生に居残りがバレて帰宅させられた。
きっとAさんも自分達より先に帰されたんだろうと思ってそのまま解散したから、怪談大会なんてやってないよ?
と、言われたそうです。
それを聞いたAさんは、きっと、二人が昨日の悪ノリで自分を怖がらせようとしているに違いないと思いましたが、二人とも頑なに嘘じゃないと言い張ります。
そっちがその気なら、と意地になったAさんは、昨日見回りに来た先生に、その時の様子を尋ねました。
すると、先生は少し神妙な顔をして、こう答えました。
先生が見回りをしている時、教室から声が聞こえてくるので、まだ居残っている生徒がいるなら注意しようと思い、教室の扉を開けてみたそうです。
そして、教室でAさんに出会ったところ、
「そこには、あなた一人しかいなかったわよ…?」
と。
この先生はとても真面目で堅物な人だから、さすがに、あの二人とグルになって自分を騙すはずはありません。
友人達が本当のことを言っていたんだと理解した瞬間、Aさんは顔色を真っ青にしながら、自分が置かれていた奇妙な状況に気づいたそうです。
そして、Aさんの中である疑問が次々と湧き上がってきました。
それでは昨日、一緒に怪談話をしていた、BさんとCさんに似た二人は、一体誰だったのか!?
そしてもし、先生が見回りに来なくて、あのまま遅くまで怪談を続けていたら、自分はどうなっていたのか?
と。
もしかすると、このAさんが体験したように、あなたの身近にも偽者が混じっていて、
次は、あなたが隙を見せるのを、じっと待っているかもしれません。
今、あなたのまわりにいる人達は…
本物ですか?
2025/05/21 (Wed) 21:01:43
一人暮らしで、合鍵あげてる彼氏も男友達もいないのに、トイレの便座が上がっている。
2025/05/21 (Wed) 21:03:57
深夜の車内に、降車ボタンの音が鳴り響いた。
運転してる自分以外、誰もいないはずなのに。
2025/05/21 (Wed) 21:06:06
通行量調査や交通量調査のアルバイトでは、たまに、人や車の数を他の人よりも多く記録してクビになる人がいる。
2025/06/15 (Sun) 18:28:04
「血女房」を知ってますか?
幸運の女神さまだと言われています。
詳細は不明ですが、民間に伝わる呪術の一種であり、茨城県には、今も「血女房」を所持している家があるそうです。
「血女房」は、赤い塗料の詰まった人形で、壺の中にいます。
その人形に、自分が憎んでる人間の名前を書き、包丁で何度も、何度も、力いっぱい突きまくります。
そうすると人形はバラバラ。壺の中は塗料が飛び散り、血だらけのような状態になります。
これで、「血女房」の完成です。
この呪術を行うと、「血女房」が相手に付きまとい、最後には、必ず自分の「願い」を叶えてくれるそうです。
A子は友達のB子を「血女房」で呪った。
自分の気持ちを知りながら、ずっと片想いをしていたCに告白したからだ。
最初の頃、B子に何も不幸の兆しさえ見えなかった。
しかし、ある日を境に、A子にだけ、B子の背中におぶさる黒い影が見えるようになった。
「あれが、『血女房』……」
不吉な影に悪寒で震えながらも、A子は口元に笑みを浮かべた。
自分の望みは間違いなく叶うと。
それから間も無く、その予感は当たった。
B子が病に倒れたのだ。
A子が様子を見に行くと、B子はやつれた様子でベッドに寝たきりになっていたが、空元気に笑ってお見舞いに来てくれた親友を迎えた。
けれど、B子のベッドの下には、以前よりもはっきりとした姿の「血女房」がおり、まるで今か今かと待ちかねるように、影の中からB子に手を伸ばしている。
もうすぐ死ぬな。
そう確信したA子は、ふと思いつきで、B子に嘘を告げた。
「B子には悪いと思ったけど、あたし今、C君と付き合ってるの」
A子の嘘に動揺するB子。それを見たA子は、
「精々悩んで苦しめ」
とほくそ笑みながら病室を後にする。
その二日後の夜、容態が急変して、B子は亡くなった。
教室でB子の机に花を生け、Cに彼女の死を告げるA子。
呆然として、B子の訃報を受け入れることが出来ないC。しかし、親友の死に涙を流し、自分の胸に泣きすがってくるA子の姿に、何も知らない彼は、優しく彼女を慰め続けた。
A子が密かに、冷たい笑みを浮かべていることにも気づかず。
「血女房」は本当に、幸運の女神だ。
勝ち誇った気持ちで、A子は思った。
B子を殺して、自分の願いを叶えてくれたのだから。
その頃、B子の入院していた病院では、病室の整理をしていた看護婦が、ベッドの下に妙なものを見つけていた。
それは、小さな壺だった。
壺の中は、溢れる真っ赤な液体にまみれて、まるで血の池のような有り様になっている。
そして、その中にはバラバラに切り刻まれた人形が詰め込まれており、その人形の胴体には、
「A子」
と書かれていた。
2025/06/16 (Mon) 09:46:32
俺、中学の時は不登校で、
(今はなんとか大学まで来れてもうすぐ就職だけどね)
中学二年から一年くらい学校に行かなかった時期があった。
なんか不思議な感じがする学校でね。
放課後、皆で教室で喋ってたら、
急に静かになって教室には誰もいない。
知らない間に自分ひとりなんだ。
なんというか・・・
朝から晩まで常に夕焼けみたいな感じがする雰囲気だった。
友達とかは全然そんなこと感じないって。
過疎化の進んだ村なんで昔っからの友達ばかりだし、
そんな悪戯されるってことはないだろうし・・・
こりゃ何かの病気?と思った自分は、
精神科医とか内科とか巡ったけど、異常はないって言われる。
ちょっとノイローゼ気味になった俺は、
学校に行きたくなく、仮病を使って引き篭もりを続けた。
けどね、俺が引き篭もってる間に、
後輩が自殺したんだ。
家は建て替えて、親も兄弟もいて、
特に苛められてるわけじゃなく、
ボケ担当的な人気のある後輩が。
なんかそれ以降かな?
学校の嫌な感じが微塵も感じられなくなって、
学校に行けるようになったんだよ。
自分の問題を後輩の自殺とくっつけるなんて、
どうかと思うけど・・・
まぁ今じゃその学校は、
生徒減少に伴い取り壊されてしまったんだけどね。
けど中学の友達と話すと、
俺が不登校の間に休んでることを、
「遠い世界へ行きました」
って説明で先生から伝えられてたらしい。
そんな説明で不登校の生徒に気を使うっていうのも疑問だし・・・
まして中学で。
なんだったんだろう、あの中学校。
2025/06/16 (Mon) 10:12:48
あだ名がミミズという、
小学校4年になる少年がいた。
あだ名の由来は彼の名前にもあったが、
性格にも関係していて、
引っ込み思案で弱弱しい少年だった。
風貌も薄茶色のTシャツの日が多く、
目は重々しい二重で少しギョロ目の細顔。
春に転校してきて、
早速他の男友達になじられる存在になる。
別に嫌われていたわけではない。
そんな彼を、
人一倍なじっているのが僕だった。
その頃の僕は、
いい意味で素直な性格、
悪く考えるとわがままな性格だった。
とりあえず自分が一番という・・・
大人になって考えるといやなガキ。
僕のような性格のやつとミミズが仲良くなるなんて、
誰が想像できただろう?
周りには友達はいたし、
別にミミズと二人で遊ぶ必要もなかった。
でも僕は、
なんとなくミミズが気に入っていた。
子供の時、
僕と似たような性格をしていた人には
わかってもらえるだろうか・・・
丁度いい子分になるような、
決して対等ではない友達。
よく話すきっかけになったのは、
やはり共通の趣味、
ガチャガチャ集めだろうか。
とある漫画関連のガチャガチャだったわけだけど、
少しマイナーで、話が通じたのは
ミミズが初めてだったわけです。
こうして日々半分は他の友達と、
半分はミミズと遊ぶようになった。
ミミズと遊ぶというと、
僕が勝手に提案したガチャガチャ競争が主。
どっちが先にシリーズを集められるか・・・とかいいつつ、
本当に嫌なガキの僕は、
平気でミミズから欲しいガチャガチャを横取りしていた。
ミミズは困惑した表情をすると、
苦笑いでそれを容認してくれた。
僕はいろいろと彼にわがままを突き通して平気でいたのも、
実は”遊んでやってる”という気持ちをもっていたからだ。
ミミズは自分から人の輪に入るのが苦手で、
こっちから話しかけないと来ないから、
しばしば一人になることが多かった。
ミミズ自身も、
別に1人でもよさそうだったけど・・・
えらそうな僕は、
もらうだけじゃ悪いからと、
はずれのガチャガチャをミミズに押し付けたりもした。
ミミズは目をキョロリと動かして、
「ありがとう」
ともらってくれる。
満足する僕・・・
僕「僕そろそろ家戻る」
他の友達「え?もう?」
僕「うん。ミミズが僕んちくる約束なんだ」
他「お前ほんとにミミズと仲よしだなー
あいつ話しかけても、
ギョロギョロしててよくわかんないよな」
僕「ミミズとは
***(漫画のタイトル)の話ができるからさ」
夕方になって空が赤くなる頃、
玄関に戻るとミミズが待っていた。
部屋で話しているとき
(僕がほとんど一方的に話してた)、
なかなかでてこないガチャガチャの話をしていると、
珍しくミミズが顔をあげて話し始めた。
「僕の兄ちゃん・・・それもってんだ」
「え!兄ちゃんも集めてるんだ!」
「うん・・・
今は受験のために集めるのやめてるけど・・・
かざってある。2個」
「!!」
興奮した僕は早速催促を始めた。
「2個あるなら1個もらってこいよ!」
いつにもまして困惑したミミズだったが、
僕は無理やりまるめこねて彼を説得し、
「じゃあ聞いてみる」
といわせることに成功した。
次の日、
見事にミミズは
幻のガチャガチャをゲットしてきた。
乱舞してる僕を見てミミズも満足してるようだったが、
急にまた目をギョロッとさせて、
「実は・・・
兄ちゃん昨日、友達の家に泊まって帰ってこなくて・・・
勝手に持ち出したから・・その・・・」
自分でも何をいっていいかわからないようだったし、
僕もそっか正式に持ち出したわけじゃないのか・・・と、
少し後ろめたさを感じたが、
すべてはミミズとミミズ兄の間のことであって僕には関係ないとして、
ただただガチャガチャをゲットしたことを喜ぶことにした。
1週間かしたか、ある日のこと。
すごく暑い日だった。
セミがうるさく鳴き始め、
僕もイライラしていた。
僕はセミの鳴き声は正直好きじゃなかったし、
その後の人生でも好きになることはなかった。
忘れられない1日の始まり。
教室に入って席にドスンと座ると、
ミミズが自分の席から立ち上がり、
珍しく僕のほうに自ら近づいてきた。
「おはよ・・」
言いかけたときに、
ミミズの顔が蒼白になのに気がついた。
「○○くん・・・
あのさ・・・兄ちゃんが気づいてさ・・・」
「2個あるなら1個くらいくれてもいいじゃん・・・
っていっといてよ」
いつにもなく強気で無礼な僕。
どうしてもそのガチャガチャを手放したくなかった。
「いや・・・それが・・・
1個しかなくなっちゃって・・その・・・」
「え?1個?2個あったんじゃないの?」
ごにょごにょ言うミミズからの説明を、
なんとか僕は理解した。
この間、
ミミズ兄がいない間にガラスケースからとったガチャガチャは、
僕用の1個ではなく2個だった。
ミミズも、
そのガチャガチャの中身をよくみたかったらしい。
しかし、
ミミズはそれをなくしてしまった。
なくしたのは、
なんとも早い次の日のことだった。
ミミズ兄はしばらく気づいていなかったが、
昨日ついに気づいてしまったらしく
カンカンだという。
なくしたことは告げてないものの、
とりあえず1個返せば
機嫌を直してくれるはずだとのこと。
ただガチャガチャを返せばいい・・・
なのに・・・僕は
どうしてもどうしても、
それを手放したくなかった。
もとはといえば、
ミミズ兄のものであるにもかかわらず。
僕は意味不明な理屈を重ねて
断固拒否の姿勢をとった。
ミミズはもう泣いてる。
ギョロ目が潤んで、
ひどく気の毒な顔になっていたのに・・・
「僕はお前にもらったんだぞ!
お前の兄貴にもらったわけじゃないし!
なんでお前の兄貴に返さなきゃいえないんだよ!」
「おねがいだよぉ~・・・
兄ちゃんイライラしてて・・・
すごく怒られる・・・」
「しらねーよ!
あー・・だったらだせばいいじゃん。
ガチャガチャいって」
「むりだよぉ・・・
そんなことわかってるくせに!」
キッとミミズが僕の顔をにらみつけた。
初めてミミズのこんな顔を見た・・
ミミズのくせになんなんだよ・・・
僕は顔をそむけて知らないふりをした。
しばらくミミズは、
僕の隣でたっていたようだが、
先生が入ってきて目線を戻すと、
ミミズは窓際に席に戻っていっていた。
「・・しらねーよ・・ほんと・・・」
あの、ミミズが僕を睨みつけた目が・・・
それが僕が見たミミズの最後の目。
そして顔。
朝あんなに晴れていたのに、
ものすごい夕立がきて、
車がスリップしミミズに激突した。
即死だった。
ガチャガチャのある店の前で・・・
僕に、初めてとてつもない罪悪感がのしかかってきた。
葬式の時にもまともに写真を見ることができず、
ひたすら心のうちで謝るばかり・・・
勘違いでもなんでもない。
あの日僕が返さなかったから、
ミミズは店のガチャガチャをやりにいったんだ。
わらにもすがる思いで!
そのときはねられたんだ!
それでしんだんだ!!
ミミズが死んだ!!!
僕のせいで・・・?
初めてづくしの一日だった・・・
初めて自分の行動を恥ずかしく思ったし、
初めて自分の性格というものを考えた。
そして何より、
初めてミミズの立場になってみたのだ。
ミミズはなんであんなに、
僕のわがままを許してこれたんだろう・・・
僕はあんなことされたら絶対怒るのに、
蹴りいれてるのに。
いらないガチャガチャなんて渡されても困るだけだし、
ずっと馬鹿にされたら・・・
自己嫌悪になりながら寝床について、
その日は電気を消した。
暗闇の中にガチャ玉が浮かんでた。
中にはあの幻の怪獣が入ってる。
ミミズの兄貴の・・・
でも今は僕のだ!
中の怪獣が叫び始めた。
小さい目のはずなのに、
なんだか大きく見えてきた。
おかしい。
こいつに黒目はないはずなのに・・・
キョロリと僕を睨んだのはミミズの目。
「まっくらだ!ここはまっくらだよぉ!」
青ざめて目覚めると、
すぐ横からコツリと音がして、
ガチャポンが落ちた。
夢の中のガチャポン・・・
ミミズから僕が奪った・・・!
僕は幽霊はいると信じていたから、
この偶然が偶然に思えなかった。
それから5日間ほど僕は似たような夢を見続け、
ミミズがすぐそばで睨みつけている感覚がどうしてもとれず、
日に日に食欲がなくなっていった。
家族はもちろん僕の周囲の人たちも、
僕の異変には気づいていたようだが、
大切な友達が亡くなったショックだろう、
と思って当然だった。
「・・・悪かったよ・・・許して・・・!」
何をすれば許されるのか考え続けていた。
そしてふと気づいた。
というか、
なんでそれまで気づかなかったのか。
夢の中でもガチャガチャがでてきてたじゃないか・・・
もしかして返せば、
ミミズも無事成仏してくれるんじゃないだろうか・・・と。
そんなことで許されるもんなのか・・・
でもとりあえず、
これはもともと僕のものじゃないんだ。
返さなきゃいけないんだ。
ミミズの家に呼びかけると、
ミミズ兄だろう人がでてきた。
意外とミミズには似てない目をしていたが、
表情をギョッとさせた。
というのも、
僕の顔が相当やつれていたらしい・・・。
「僕××(ミミズの名前)くんの友達です。
それで・・・これ・・・」
「・・・あ、これか。
あいつ・・・君に渡してたんだね」
「はい・・・あの、お返しします」
「いいよ。あげるよ。
最後に君にわたしたんだろ?」
「返します。
お願いです・・・お願いだから」
泣き崩れてしまった。
もう子供の僕には限界で、
全て話してしまいたくなって、
ミミズ兄に夢のことなど全て話してしまった。
ミミズ兄は長い間黙っていた。
「そうか・・・
そんな夢を見ちゃったんだね。
怖かっただろ」
「・・・当たり前なんです。
あいつにひどいこと沢山したし・・・!」
「でもさ、○○くん。
あいつは、そんなたたるような性格してないよ」
「・・・」
ああ確かに、
ミミズが人を恨んでたたるような性格には見えなかった。
「きっと夢とか××の気配とかもさ、
○○くんが自分を責めるから、
見えたり感じたりするんじゃないかな」
「・・・でも・・・」
「・・・それに実をいうと、
あんまり人には言ってないんだけど、
君には特別に教えてあげるけどね」
「はい・・・?」
ミミズ兄は声を潜めて話し始めた。
「俺霊感あるんだ。
親にも内緒にしてるんだけどね。
今君の周りにはなんにもいないよ。
もちろん××も」
「ほんとに?」
「本当さ。
いいか、結構幽霊とかって、
人の勘違いが大半なんだよ。
君は反省してるんなら、それでいいじゃん。な!」
僕は単純だったこともあって、
霊感があるという人が
『僕の周りに何もついていない』
というその言葉だけで、
スーっと肩が軽くなっていった。
それからの2、3日して、
僕はすっかり元通りになっていた。
好き放題に遊びまわり、
食べまくりもした。
変わったといえば、
少し前よりは思いやりという心が増えたはず。
あれは何日後のことだったか。
暑い晴れた日の放課後、
みんなで野原に囲まれた土の上でサッカーをしていた。
ミミズのことなど皆忘れていた。
僕も正直、もう切り替えていた。
これからは皆にあんなわがままはしない!
ボールが僕の頭上を大きく飛んでいった。
「とってくる!」
野原をかきわけていくと、
最近は遊びに使わなくなった小川が見えてきた。
思えばその頃から川が汚くなり始めていて、
皆臭いといって近づかなかったのだ。
ボールは川の一歩手前で止まっていた。
ボールを手にとると、
自然と濁った水面の中にあるゴロゴロしたものが目に付いた。
大量のガチャガチャ・・・
僕らが集めてたシリーズの人気のないやつ。
僕がミミズに押し付けた・・・
後ろに冷たい気配と冷たい感触が襲ってきて、
振り向こうとした時、
されるがままに、僕は川の中に突き落とされた。
川はあんなに日が照っていたのに、
ひどく冷たかった。
だがそれ以上に、
足元に激痛が走る。
そのとき、僕の足にひびが入ったらしい。
思ったよりも小川は深くて、
仰向けにのんびりしていたら溺れてしまうから、
必死で身をおこしていたが、
冷たいし痛いし、でも足が痛くて起き上がれなくて、
だんだん感覚がなくなっていった。
このままじゃ死んじゃう!
「だっ誰かー!!たすけてー!」
野原にはミミズが立っていた。
僕の体温はさらに下がっていった。
なんだ?これも幻覚なのか?
幻覚だから、
ミミズの髪がそよ風になびかないのか・・・
ふと僕は、
『僕はここにきちゃいけなかった』
と悟った。
ここはミミズの秘密の場所だったんだ・・・
なぜか頭の悪い僕にもわかった。
目の前に立っている無表情のミミズの気持ちが
よくわかる気がした。
背中を押したのは
きっとミミズだったんだろうけど、
そのときは必死だった。
「助けて!たすけて・・・
足が動かない・・・このままじゃしぬ!」
ミミズなら助けてくれるだろ・・・
いつもよくみたミミズの顔だ。
困ってるけど笑ってる顔。
ギョロ目を細くさせて・・・
今ではその目から涙をしたたらせて・・・
「ぼくはそんないいやつじゃないよ・・・」
ハハハハハとミミズが笑う途中で、
僕の意識は途切れた。
病院で母に、
あのガチャガチャを
ミミズ兄に渡してもらうよう頼んだ。
断れても絶対に渡すようにと。
それからは夢の中でも現実でも、
彼に会うことはなかった。
あれからミミズ兄とも会ってないが、
思うに、霊感があるといったのは、
僕を落ち着かせるためについた嘘だったんだろうと思う。
ミミズはやっぱり、
あのガチャガチャを返して欲しかったんだ。
あれから僕はだいぶ考え方がかわった。
まあ、まともな考えをするようになっただけ。
その後もミミズのような人間に会うが、
なんでもなさそうな顔をしている彼らも、
恨むということを知っている。
決して許してくれてるわけではないのだと。
僕自身も天狗にならないように気をつけている。
怖い話投稿掲示板 | ■↑▼ |
2011/06/07 (Tue) 20:54:32
体験談以外の怖い話専用投稿掲示板です。
2018/09/09 (Sun) 11:26:26
360 :1/2:2013/03/22(金) 16:53:12.00 ID:0gaPZEu4O
住んでるマンションで怪異連発中なので話を聞いてくれ。
オカ板は初めてなので力入ってたらゴメン。
5LDKの家族向けのやや広めのマンションなんだが、今年2月に単身で住んでいた中年男性が失踪した。
昼夜を問わず人の出入りがある家で、彼は「自宅開業の心理カウンセラー」だと説明していた。
実際は、浄霊・除霊・霊媒が生業で、いわくつきの遺品や人形を引き受けることもあったようだ。
で、問題は彼が消えたあと。
まず、予約したのに彼にすっぽかされた依頼人が、玄関ポーチ前に人形やら遺品の衣類を置き去りにする。
(オートロックじゃないので玄関先まで誰でも来れる)
14階建てのマンションだが、全ての階で廊下を走る音や、群集のざわめく声が聞こえるようになった。
棟集会を開いて、地元の神主さんにお祓いして貰ったが効果なし。
361 :2/2:2013/03/22(金) 16:53:13.00 ID:0gaPZEu4O
各戸の内側でも怪異が起きていて、特に酷い家は立派な仏壇を構えて朝夕のおつとめ(=読経)をしている家。
読経を始めると壁から人のうなり声がして、襖がガタガタ揺れるそうだ。
奥さんとおばあさんが、「救いを求めているに違いない」と頑張ってお経を聞かせているが、4ヶ月経ってもちっともよくならないという。
我がは同じ棟の下のフロアだが、日が沈むと沢山の手が窓をコツコツ叩く音がする。
ずーって石つぶてでも浴びてるような感じ。以前はなかった。
勇気を振り絞ってカーテンを開けても何も見えない。
しばらく経つと、またコツコツ、コツコツ。全部の窓とベランダのガラス戸が鳴る。
怖いので家族全員でリビングに寝てます。
大半の住民が同じ部屋で寝ていると聞いた。背伸びして買った広めのマンションなのに。。
住人がツテを頼って霊能者を頼もうとしても、「大量の霊は手に負えない」と断られると言っていた。
消えた霊能者も手に負えなくて逃げたか、気がふれたのか。。
無責任な行為に怒りを覚えるけど、死んでるかもしれないから悪く言いたくない。
2018/09/12 (Wed) 11:49:14
大学卒業して地元に帰ったら消防団に入れられた。
俺は妙な所で引きが強いみたいで、行方不明者捜索とかに出ると死体の第一発見者になった事がすでに2度(一人は水死体、一人は首吊り)火災現場でも煙に巻かれて亡くなった子どもとおばあちゃんを発見したり…
学生時代にも後輩がアパートのベランダで首吊ってるのを第一発見したなぁ。首吊りの遺体を人生で2度も見る事なんてあるんだろうか…
まぁそんな俺が消防団で体験した話。ほんのりというか謎な話。
その日は朝早くから行方不明者のおばあさんAさん(70歳くらい)の捜索が行われた。いなくなったのは前日の早朝。
同じ敷地内に住む長男家族がAさん宅を訪れた時、朝食のご飯が炊かれた状態で炊飯器の中にあり、味噌汁もまだ温かいままだった。
「近所の商店まで買い物に行ったのだろう」程度に考え、その時はスルーしたらしい。
しかし午後になっても家に帰ってくる様子はなく、おばあさんの家の朝食も食べられずにそのまま。夜になっても帰って来ないので警察に連絡したそうだ。
その日の夜は消防署と警察で夜間捜索が行われたが発見できず、翌朝になって俺達地元消防団、総勢120名を使ってのいっせい捜索が行われる事になった。
家族の談ではAさんは足が弱く病院に通っていた。いつも押し車みたいな歩行器を使って歩いている。だからそれほど遠くまで歩いて行けない。日頃はせいぜい近所の小店に行く程度。
家には歩行器はなく、外出用の靴が1足なくなっていた。普段履きではなく、ちょっとかしこまった場に行く時に履いていた靴らしい。
着ていた服は家族の推測で普段来ている普通のシャツにズボン。
それほど遠くに行けないはずなので、事故にせよ、自殺にせよすぐ見つかるだろうと思ってた。
が、4時間探して手がかり無し。
2018/09/12 (Wed) 11:51:54
地元は結構な田舎で、山の中とか海辺とか、Aさん宅の周辺を道無き道まで捜索した。
「徒歩で出かけてない」可能性も考え、地元のタクシー会社、交通機関の全てに連絡したがそれらしい情報はない。
「交通事故にあい、加害者が死体を隠した」とかの可能性が高くなったが、警察がどこを探しても事故の痕跡はない様だ。
結局二日間に渡って行われた捜索でAさんを発見する事は出来なかった。
それから1年と少したち、その件も忘れかけた頃だった。
警察が作った顔写真入りの捜索願の張り紙もずいぶん色あせ、たぶんAさんのお孫さんが手書きしたものをコピーしたと思われる「おばあちゃんを探しています」の張り紙も文字が読めないほどになっていた。
そんな頃、警察にAさんの目撃情報が大量に寄せられた。
「背格好も顔も服装も、歩行器を押して歩いている姿もAさんに違いない」
という電話が。
ところが目撃情報が寄せられる場所がバラバラで、Aさん宅の周辺から十数キロ離れた場所まで広がっていた。警察も情報にそって捜索を再開したがやはり発見できず。
ただ一つ共通しているのは、その目撃現場の近くには必ずお孫さんが書いた張り紙が掲示してあると言う事。そしてその手書きの張り紙全ての一番下の空白の所に鉛筆で一言
「おります」
と書き足してあると言う事。
未だにAさんは見つかっていませんが、家族も警察もあきらめているようです。
ちなみにその「おります」という書き込みですが、ガラスケースに鍵がかかるタイプの掲示板に張られた張り紙にも書き込まれていました。
鍵は公民館の管理者が持ってるので開けて書き込む事は不可能だと思いますけど。
「おります」の意味はきっとAさんがお孫さんに対して「いつもそばにいて見守ってるよ」と言っているんだと、勝手に解釈しています。
2018/09/16 (Sun) 18:25:19
622名前:本当にあった怖い名無しsage 投稿日:2006/02/16(木)07:20:14ID:kYRu/ozf0
いつものように駅のホームで電車を待っていた。
電車待ちの列に並んでいると、後ろからトントンと肩を叩かれた。振り返って見ると変な格好の人がニコニコしながらこっちを見てた。
その人、今時いないような格好をしていた。紳士服にシルクハット。見た感じは40~50歳ぐらいの男性だったがでも、どう見ても変人に見える。
映画とかならまだしも、日常でこんな格好をする人がいるハズがない。ヤバイなぁ・・・朝から変な人に捕まっちまったか・・・と内心思いながら
『僕に何か用ですか?』
と言ってみた。
「これが落ちてたんですが、あなたのではないかと思って。」
と言いながら、その人は手をグーの格好にしながら前にだした。
えっ・・・?自分が何か落としたのか・・・と思い
『あっ、すいません・・・』
と恐縮しながら、自分はその人の手の下に自分の手を出した。
「今度は落とさないように。」
といいながらその人は手を離した。
『はい、すいま・・・あれっ?』
自分の手の中には何もなかった・・・。意味が分からず
『あのっ・・・』
と言いながら目の前をみたらその人は消えていた。自分の目の前では、小太りの中年男性が新聞を読んでいた。
623名前:本当にあった怖い名無しsage投稿日:2006/02/16(木)07:22:29ID:kYRu/ozf0
??幽霊??朝から幽霊か?
キツネに抓まれたような感じだった。何なんだ・・・と思い、前を向き直した。
「ズキンッ」
急に頭が痛くなった。頭痛か?割れそうに痛い。吐き気も催してきた。うっ・・・ダメだ・・・。
電車の列から抜け出して、駅のトイレに駆け込んだ。嘔吐した。
何故か分からないが急に気持ち悪くなった。それから、しばらくトイレの個室に入っていた。1時間後、ようやく体調が回復した。
トイレから出てみると辺りがどよめいていた。何かあったのか?駅員さんに聞いてみると、電車が事故を起こしたらしい、とのこと。
列車に人が轢かれたんだろう、とそのときは思っていた。でも、実際はもっと重大な列車事故が起こっていた。
尼崎列車脱線事故。
自分が乗ろうとしていた電車だった。今でも、あの人が自分に手渡してくれたモノは『命』だったんじゃないかと思う。
でも・・・何故自分が助かったかは未だに謎。普通の一般人だし。
2018/09/24 (Mon) 09:47:05
313 名前:監視小屋 投稿日:01/09/23 02:37
私の通っていた高校は築120年という気合の入りようでした。
改築が繰り返された校舎は、素人目に見ても奇妙としか言いようの無い形に湾曲しています。
今では珍しくなった平屋であるにも関わらず階段があり、廊下のどん詰まりの壁際際から天井に向かって伸びています。
そのほかにも玄関を入ってすぐにある音楽室や、ドアが埋め込まれて立ち入れなくなった教室。
(外から見るとベニヤ板で物々しく目張りされています)
その中でも奇妙極まりないのは「監視小屋」なるものがあるということです。
私は遠方から通っていた為、時々地元の友人の家や先生の社宅に宿泊させてもらうことがあったんですが
たまたま泊めてもらえるあてがなかったその日、
「監視小屋」に泊まることにしました。
監視小屋は一見、ただの民家のようです。
八畳一部屋で古い型の電話、小さな台所があります。
そしてここがなぜ「監視小屋」と呼ばれているのか、私はその晩、身をもって知るに至ったのです。
小屋には私のほかにもう独りの友人が一緒に泊まることになっていて、私たちは修学旅行ののりではしゃぎながら布団を敷いたりしていました。
夕食を取りながら談笑しているとき、突然電話が鳴りました。
何事かとびくつきながらも電話に出ると用務員のおじさんで、女子生徒二人と言うこともあって心配してくれているようでした。
はしゃぎ過ぎないように色々と注意を促され、電話を切ろうとすると
「あぁ、忘れていたけど・・・西側の窓のカーテンは必ず閉めて寝なさい」
とのこと。
そのときは「はぁい」と生返事で電話を切ったのですが、よくよく考えると意味がよくわかりません。
学校の裏手にあたる墓地はその方向ではないのに、おかしいねと話しながら友人は何の気なしにそのカーテンを開けました。
そこには麻縄で禍々しく祭られた、古びた井戸がありました。
2018/09/24 (Mon) 09:51:00
314 名前:監視小屋2 投稿日:01/09/23 02:39
丁度コの字型になった校舎と小屋に阻まれていて、今まで目にする機会の無かったものだったのに一瞬ゾクリと悪寒が走りました。
「なんか気持ち悪いね」
などと言いながら、私たちは一つの布団にくっつくようにして晩は眠りについたのです。
どれくらい眠ったのか・・・私は肩口の寒さに身体を震わせて目を覚ましました。
ふと見ると友人の姿がありません。小屋にはトイレがなかったので、教員寮の方に借りに行ったのかと思い、しばらく待ってみましたが戻ってきません。
ドアを開けて外の様子を伺ってみましたが、校舎のほうからも教員寮からも戻ってくる気配はありません。
「何処行ったんだろう・・」
と不安に駆られながら部屋に戻った私は、本当に何気ない気持ちで先の窓のカーテンを開けてみました。
下着姿の友人は、井戸の側にいました。
そして腰の辺りに手をやってゴソゴソしています。
「なぁんだ、裏で用を足すつもりなのか」
と呆れながらカーテンを閉めかけた私は、ふと奇妙な感覚に囚われてもう一度井戸の方に目を向けて声を上げそうになりました。
ゴソゴソしていたと思っていたのは、腰に縄を巻きつけていたのだと気づきました。
そして今はしゃがみこんで縄の先に大きな石を括りつけています。
私は声も出ませんでした。
すると今度は井戸からぬるりと白い手が伸びてきたのです。
手は何かを探るように蠢いて、やがて近くの麻縄を掴みました。
友人は深く頭を垂れて項垂れ、最早何の反応も示しません。
縄を掴んだ手はずるりずるりと石を手繰り寄せていきます。
私は夢中で叫んだつもりでしたが、声が出ませんでした。
2018/09/24 (Mon) 09:54:26
315 名前:監視小屋3 投稿日:01/09/23 02:41
「あぁ・・Aちゃんが連れていかれる・・っ!!」
そう思ったとき、闇を劈いてけたたましく電話のベルが鳴りました。
私はその音と同時に、敷いてあった布団に尻餅をつきました。
そのとたんに金縛りのようだった身体がふと軽くなるのを感じ、気がつくと裸足で外へ飛び出して井戸の側の友人のところへ駆け寄りました。
放心状態の彼女を何とか小屋まで運び込み、どれくらい呼びかけていたでしょう。
しばらくすると友人は我に返り、泣き出しました。
恐怖から解き放たれた私も一緒になって泣き出しながら、とりあえず誰かに助けを求めようと電話を引っ掴みました。
そのとたん私はしがみついていた友人共々、又しても布団に尻餅をついたんです。
受話器ごと掴んだ電話機はガワだけで、電話線が繋がるどころか中の機械部分が空っぽだったのです。
後から聞いた話によると開校当時、なぜかこの井戸に身を投げて自殺を図る生徒が後を絶たなかったため、埋め立てようと試みたのですが関係者が相次いで亡くなるなどの不幸が続き、結局は埋め立てを断念。
改築を重ねて井戸が人目につかないようにしたそうです。
それでも何処からとも無く身投げをする人が現れるので、それを監視する為に人を置く「監視小屋」が設置されたのですが、
小屋に在駐していた監視役の男性も井戸に身投げを図り、小屋と井戸がそのまま放置される結果になったのだということです。
「カーテンを開けるな」と忠告した電話は、いったいどうやってかかってきたのでしょう?そして彼は、果たしてその監視役の男性その人だったのでしょうか。
2018/09/24 (Mon) 09:56:33
知り合いの話。
ロッククライミングをするために岩場へ向かう途中のこと。
狭い登山道の向こうから、誰かが歩いてきたという。
片足を引き引き、頭も左右にふらふらと、奇妙な歩き方をしていた。
さては怪我でもしたのかと、彼は小走りに駆けよった。
登山者は近くで見ると、それはひどい有様だったらしい。
折れた手足からは骨が突き出し、シャツはどす黒く染まっていた。
頭の鉢は欠けて脳漿らしきものがこぼれている。
歩いてはいたが、明らかに滑落死体だった。
しかし、それ以上に彼を恐怖させたのは、その登山者の顔だった。
虚ろな目を見開いたその顔は、間違いなく彼自身のものだったのだ。
硬直した彼の横を通り過ぎ、彼の亡骸は麓の方へ下っていった。
彼はその日、予定していた岩登りを取り止めたという。
2018/09/28 (Fri) 08:48:34
私の元担任の先生から聞いた話。
その先生(T先生とします)が前任していた学校で起きた事件です。
その学校は女子校と言うこともあり、当時は不審者の目撃や体操着の盗難などが多かったそうです。
グラウンドには部活棟があり、その脇には少し離れてトイレがありました。
トイレは昔ながらのくみ取り式です。
ある日、T先生の元へ朝練をしていたらしい生徒が泣きながらやって来ました。
T先生が事情を聞くも、パニックになって話せない様子。しきりに「トイレが、トイレが…」と呟いていたとか。
どうやら外にある例のトイレで何かあったらしく、その生徒に連れられてT先生が行くと、トイレの個室の壁一面に、排泄物が塗りたくられていたそうです。
T先生は最近多発している不審者の仕業だろうと警察に連絡。
初めはみんな変質者によるただの嫌がらせだろうと予想していたそうです。
しかし現場検証などを進めていくうちに、T先生は警察の人から「ちょっと」と別室に呼ばれました。
「生徒には話しにくいことなので」との前置きをされて、その警察が一言。
「あれ、中に人が入ってたみたいだね」
さすがにT先生もフリーズ。
よくよく警察の話を聞くと、便器の脇に手を掛けて上がった跡があり、さらにトイレの汲み取り口からは進入した形跡もあったとか。
壁一面の排泄物は、犯人がトイレから出たときに体についていたものを擦り付けてふき取ろうとして付いたものだろうとのことです。
この話を聞いたときはさすがに寒くなった…。
2018/09/30 (Sun) 12:01:52
子ども向けの区が主催する夏のキャンプに、スタッフとして参加した時の話。
肝試しをした夜に、肝試しコースまでの道をみんなで歩いてると、一台のスクーターが追い抜いていったのね。
肝試しを始める前も周辺をそのスクーターが走っている。
地元の若者か?と思ってたんだけど、コースを辿って走ってるので、スタッフの誰かが道案内役として走ってるのかと思い直した。
肝試し開始。
私も子どもと組んで一緒にコースを歩いた。
するとスクーターが追い抜いてった。
なんでか背中にお地蔵さんを背負ってる。
「やだー怖いー」と子どもとキャアキャア言いながら見送った。
また、凝ったことするなあ、誰だろうあれ?と思いながら。
肝試し終了。
同時にスクーターもいなくなった。
他のスタッフに、あのスクーター誰?と聞いたらみんな誰だかわからないという。
みんな見てるんだけど、いくつか意見が食い違う。
「地蔵を乗せてた」という子たち(私たちにもそう見えた)
「お墓を乗せてた」という子たち、
「二人乗りだった」という子たち。
結局誰だったのかも、なんだったのかも分からず終い。
2018/10/01 (Mon) 09:40:16
某新幹線が止まる近畿地方の駅の西口のエレベーターで体験した話なんだけど、今日はクッソ暑いなぁと思いながら荷物抱えて2階にあがろうとエレベーターに乗り込んだら、「すいませーん!」と言う声がしたので、開ボタンをおして待ってたら、乳母車を引いた女の人が入ってきた。
その人は私に、「すいません、ありがとうございます。」と言った後、「暑かったねぇー。ごめんねー。」と、泣き叫ぶ赤ん坊に話しかけてた。
正直、赤子の泣き声が嫌いで子供嫌いだったので、目を合わせず会釈だけして無視してた。
2階に上がるまでの10秒ほど、ずっと、「ありがとうございます」と泣き声だけが続いていた。
2階についたとき、開くボタンを押しながら、「どうぞ」と声をかけると、その女性は「ありがとうございます」と乳母車をバックで引いてでていったとき、チラッとみると乳母車には何も乗ってなかった。
心臓がドクン!ってなって女性の方を見ると、じーっとこっちを見たままバックで下がっていってた。
多分2階に上がる間もずっとこっち見ながら話してたんだろう。
今日はこんなに涼しかったっけ?と思った2016年夏の話。
2018/10/05 (Fri) 10:04:45
494 :1:2007/10/30(火) 00:46:32 ID:BJC4Encr0
さっきあった話です。
会社の仕事が忙しく、十時過ぎになってやっと帰れた。
何か作る気にもなれなかったから、途中でコンビニに寄って適当な食べ物を買った。
余りにも疲れていたからうっかり寄ってしまったが、私はここ半年ほど実はそのコンビニを避けていた。
そのコンビニには時々、ホームレスと思しきおっさんが来ている。
牛乳を一本だけ買うと、コンビニの外のぎりぎり光が当たる隅っこに立って牛乳を飲んでいる。
ホームレス狩りが恐いのかもしれない。いつも物凄くおどおどびくびくしている。
一度私が彼の隣に止めておいた自転車を取るために近寄った所、のけぞって逃げ出した挙げ句、後頭部からすっ転んだ事がある。
私は申し訳なく思い、直ぐさまコンビニの中に入り牛乳をあるだけ買うと、外に出てビニールに包んだまま、目もあわせずホームレスおっさんの横に置き、自転車を立ち漕ぎしてその場から去った。
申し訳なく思っていたとは言え、私は彼と何かの関係を持ちたい訳でもなかった。
次に会った時、その事で話しかけられでもしたら面倒だと思い、自然とそこのコンビニから足が遠のくようになっていたのだ。
で、さっきの話に戻る。
半年ぶりにコンビニに行ったら、そのおっさんがいた。
しかも私をじっと見ている。
私は買うものを買うと急いで外に出て、そのまま彼の横を擦り抜けて走って立ち去ろうとした。
すると彼は出し抜けに、「とらちゃん(仮名)は天国にいるよ」と言った。
2018/10/05 (Fri) 10:06:45
495 :2:2007/10/30(火) 00:47:36 ID:BJC4Encr0
とらちゃんと言うのは、私の母の猫だ。
母は数年前死に、残された猫を私が引き取った。
年老いた猫というのは中々面倒で、歯磨きしてやっても口臭はひどいわ、トイレ以外に粗相をするわ、しかも粗相をする時踏ん張るからついでに吐くわ、最後の二年間は、普通に介護していたようなものだった。
けれど、父も母ももう死んだ私にとってただ一人の家族だったから、私はとらちゃんを大事にし続けた。
私は余り器用ではなく、友達も恋人もいないから、とらちゃんだけが愛情を注げる相手だった。
自由になれるお金は全部とらちゃんに使った。
ネットで調べたベストと思われるペットフードを買いに遠征したり、頻繁に病院に行ったり、部屋をあったかく改装したが、年には勝てずに、とらちゃんは去年死んだ。
家族が死んだときと同じくらい悲しかったが、誰にも言えなかった。
私以外にとっては、たかだが猫だからだ。
ホームレスのおっさんは、その私の猫の名前を私に言った。
2018/10/05 (Fri) 10:08:11
496 :3:2007/10/30(火) 00:49:04 ID:BJC4Encr0
何かの間違いかと思ったが、(こういう言い方は失礼だけど)強烈な口臭といっしょに聞こえたので、ホームレスのおっさんが何かの発言をした事は間違いないと思う。
疲れていたしへこんでいたので、聞き間違いかもしれない。
だけど『とらちゃん』という名前は耳馴染んでいたので、中々聞き間違えないと思う。
ちなみにチキンなので、おっさんの方を見る事もせずそのままダッシュで帰って来た。
そして2ちゃんでこの話を聞いてもらえそうな所を探し、今こうやって書いている。
聞いてくれる家族なり友達なりがいれば良いと思うのだが、どっちもいないので、誰かに聞いてほしかった。
泣きながら書いているので、破綻があったら申し訳ない。
不思議と言うか、不思議なんだけど、聞き間違いの可能性が高い事は分かっているんだけど、今しばらくぶりに幸せな気分でいます。
以上です。
2018/11/26 (Mon) 09:03:34
中国人ヤンさん「心を正常に戻す薬あるよ漢方薬よ」
695 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)18:16:19 ID:DB4
昔妹がデキコンしそうになった時に酷いことをしたのが黒い過去かな!
妹相手は、もうどう考えても結婚して5年以内に出戻りしてきそうな条件の相手。
さらに妊娠してて妹はお花畑全開。
なんとか別れさせれないかと家族と何度も会議したし、当時友達が多かった私は色んな人に相談しまくった。
すると友達の友達が留学生のヤンという中国人を連れてきて
「心を正常に戻す薬あるよ漢方薬よ」
みたいな話をしてくれた
あと
「女性は妊娠するとホルモンバランスが崩壊して正常な判断がつかなくなるよ!よくあることよ!その為のお薬あるから」
みたいな話を聞いて、これだとひらめいた私はいい値のまま即買。
薬にしては少し割高だったけど妹の為☆って気持ちも大きくて、
当時、妹誕生日に1〜3万は普通にかけていたので気にならなかった。
万もしなかったし。
そのあと、妹に対して応援する体に切り替えて、「買った漢方薬」を
体にいいとか、赤のためになんて理由をつけて飲ませたり
なんか合わないと拒否されてもコッソリ飲み物にまぜたりして与え続けた。
一ヶ月もしないうちに妹は流産した。
キチンと飲みきらせないと意味がないみたいな話も聞いてたので、漢方薬がなくなるまで飲ませ続けた。
ビックリするほどシミが出てきてたが
ヤンから
「悪いものが表面に出るのは毒素が出ようとしてる証拠」
だと聞いていたので
効いてるんだとノンキに考えていた。
流産のショックで荒れた妹は精神を病み
初め男に当たるようになって別れ
仕事もやめて逃げるように実家に
20代のほとんどを引きこもってた。
妹が引きこもってる間に私は結婚した。
理不尽かもだけど、私が結婚してから妹に対する執着はほぼ消えたので
別の相手でまたデキだったけど…妹の結婚を聞いて素直にお祝いをした。
同年代のしっかりした男性だったし、条件も素晴らしくて両親は過去はないものと祝福。
誤解を招きそうだから先に言うが、妹の相手に好意を抱いていたとかは絶対にない。
妹が羨ましいとか妬ましいという感情は一切ない。
ただ妹が不幸になるのが嫌だし、妹が中退や休学するのが嫌だった。(家族共通)
結婚して会いにくくなったり、遊べなくなったり、子供なんかにかまける姿なんて想像もしたくなかった。(個人的に)
当時私も妹も学生してる方が多い年齢だったし、申し訳ないけど外見も内面も「なんでこんなのと?」ってレベル。
たぶん年齢や職種をみても平均より下(母曰)
しかもバツもあったし子供がいるような話も少し聞いていたので
むしろ可愛い妹をだまくらかした男(理不尽?)が憎くて〇意しかなかった。
今思えばシスコン入った兄貴みたいな感情だね。
実際、どちらかといえば女性の方が好きだし(これは過去じゃないから割愛)
薬が怪しいとおもったのは大分あとの話。
オマケでもらった風邪薬があったんだけど風邪引かないし、薬は飲まない主義なのでずっとほったらかし。
父が熱があって風邪薬ないか〜なんていったので全部あげた。
ケロッと直ったが
「飯は要らないから薬くれ、薬くれ」
って言いはじめて、本当に食べなくて
最後には
「薬が飲めないなら死んでやる!」
って川に飛び込んで入院。
色々調べられたけどシラを切り通したし、
父の言う話も支離滅裂だったのでうやむやになったが
私は初めてヤバいと思った。
オマケだけがヤバい薬だったと自分を納得させてる。
今はお互い嫁入りした姉妹ってノリで正月とおぼんしか会わない。
もしあの時の子供が生まれていたら16、
今甥が6才だから丁度10年も前の話なんだとふと思い出して吐き出した。おしまい
ミバレ隠しに時系列ずらした
696 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)18:39:12 ID:WzI
>>695
父ちゃんとばっちり喰らっててワロタ
697 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)19:36:38 ID:j51
心を正常に戻す薬w
確かに結果的にはそうなったね
中国人こええ
お父さん無事でよかったw
698 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)21:42:32 ID:DB4
ゾンビみたいだったし、普通の風邪薬をだまくらかして渡してもすぐにバレた。
お酒もタバコも食事もとらないで薬くれ薬くれって言われてもキムとはもう連絡つかないから無理って言ったら川ドボン
猫がウ◯チしてても気付かなかったのに
ゾンビみたいになってからは
ちょっとした臭いや人の体臭に文句をいうようになった。本気で怖かったわ。
699 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)22:52:10 ID:ckX
>>698
完全にヤ◯中です、本当にありがとうございました
ヤンおっかねえ…
ヤンなのかキムなのか
黒いけれどみんな幸せになってるようなので結果的にはよかったんだろうな
701 :名無しさん@おーぷん :2015/10/16(金)23:33:51 ID:DB4
>>699
痩せたせいか目がギョロギョロしてて
凄い小さい音にも敏感になってたから
薄々もしかしてって思ってたけとやっぱりそうだよね…
5年ぐらい(薬はもうないはずなのに)ちょっとおかしかったけど今は普通。
本当は連絡はいくらでもついたけど、ばか正直に話したら
「薬を譲ってくれ、連絡先を教えろ」
と頼むに決まってるから断った。
でも知らない間にいなくなってたよヤン。
>>700
偽名だから許してw
さすがに本名は…
妹も結婚しなくてよかったーと口ではいってくれてるのでそう思います
2019/09/21 (Sat) 13:39:55
gdddgdgさん
安倍晋三首相が、トランプ大統領に、取り入るために、
明日11日(アメリカでは10日)に、持って行く日本からの資金は、
なんと4500億ドル(51兆円)だそうだ。
2021/03/02 (Tue) 18:03:38
日常がホラー
2021/03/05 (Fri) 10:55:58
コロナ禍に関してはどの立場の人にとってもホラーとかミステリーっぽい
2025/03/12 (Wed) 11:15:57
ヴィ●セラフアイ 亀有903眼鏡男
こいつ最低最悪。酷過ぎる。今まで行った中で最も酷い。
暴力振るわれた。指に。
2025/05/29 (Thu) 17:29:35
この投稿は管理者の承認待ちです
予知夢 | ■↑▼ |
2012/09/08 (Sat) 06:06:35
今更ながらでどうかとも思ったんですが…
実は東日本大震災の一週間位前の話です。
朝方一面の瓦礫と原発の爆発の夢を見ました。
私は愚かにも日本の原発は安全だと思っていたのでどこか海外のことなんだろうと…
でも一週間後それが海外ではなく日本の事だと思い知り瓦礫も原発の爆発の様子も全て夢と一緒でした。
ここまでならまだいいんです。過去の話ですから…
最近頻繁に戦争と噴火の夢を見ます。
現実にならなければいいのですが…
2012/09/14 (Fri) 12:42:37
願望が叶えられます!
■人気上昇
■恋愛関係
■復縁
■呪い
■苦しい時
ヤフー、グーグル検索でASMODEUSと入力するとみつかります。
新しい世界がひらけますよ
2024/12/08 (Sun) 06:38:01
やたわなか
磯野家の幻の長男 | ■↑▼ |
2012/12/08 (Sat) 13:48:11
国民的作品『サザエさん』の磯野家は大人の姉(サザエ)と小学生の弟妹(カツオ、ワカメ)という今から見ると異質な兄弟構成になっている。
しかしこれは連載当初の「戦争」が身近な時代では決して珍しいことではなかっ た。
当時、18~20の若い男子はみんな戦争に取られてしまったため、年頃の長男は家におらず、
年頃の姉とまだ小さい次男坊は残っているという年代のエアポケットのある家はいっぱいあったのだ。
作者の長谷川町子先生はそういう家の人にも配慮して、磯野家もこのような家族配置にしたのだろう。
もちろん、磯野家には戦死した幻の長男が居たかもしれない…
2024/12/08 (Sun) 05:41:25
サザエさんの、
大谷翔平選手のふるさとから車で2時間都市伝説成人式結婚式 | ■↑▼ |
2024/10/12 (Sat) 03:41:36
岩手県大谷翔平の地元近くオカルト成人式と結婚式の恐怖体験OK
岩手県大谷翔平の地元近く
岩手県から秋田へ入りまもなくの集落の公民館で18才の成人式が行われれます。
集落の男は本当の結婚は出来ません。
農家の長男と結婚して朝5時から牛舎で牛の世話、日中は野菜、夜はまた牛の世話を毎日。そこへ嫁に来る人間はいません。
そこで集落では成人式に疑似結婚式もします。
新婦役は集落の町内会長の後妻55才。集落では一番若い奥さんです。
新郎は飼ってる牛で一番の牛を連れて来て牛の素晴らしさを話て後妻へプロポーズの言葉を話します。
集落で後妻と結婚式を挙げた新郎は15人です。
集落の各家の玄関やリビングには同じ後妻との結婚式の写真が飾られています。..(続きを読む)
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2024/03/27 (Wed) 06:50:11
東北新幹線時刻表都市伝説胆沢仙台駅下車
とにかく嫁が来て後継者がいないと農業は出来なくなります。じいさん婆さんの年金を取り上げそのお金で若い女を農村へ誘い。農村の嫁にする計画です。
東北新幹線胆沢仙台駅下車 無料婚活祭りハワイ全日本農はだてのつどい へと向かいます。子孫繁栄、恋愛成就のつがいおどり、もちまき、五穀豊穣、令和6年2月10日午後三時半頃から
雪の中にわらを植えるのです。
わらは直ぐに稲となりたわわに稔り米になり年貢米で一粒も米を口にすることが出来なかった農民の腹を満たすのです。
現在胆沢地方は伊達領であるにもかかわらず南部藩からも年貢を出すように言われてると庄屋様が言ってました。庄屋様の妾が江刺と水沢、前沢、金ケ崎にいたらしいからいくら金があっても足りなくなり小作人に嘘をついて百姓から全てを取り上げていたのでした。
そして怒った農家の百姓は庄屋様をワラに入れて燃やし大きな米俵を庄屋様の蔵から奪い五穀豊穣と日本の農家の作業の安全を願い花火を打ち上げ祭りは終わります。お祭りの打ち上げと婚活祭りが始まります。女性の皆さん岩手県、宮城県、秋田県、青森県へ嫁に来てね。山形県も待ってます。女性
(終わり)